愛する作品のために…原作者がガチギレした!【推しの子】鮫島アビ子が舞台脚本家をガン詰めするシーンには同情の声も

AI要約

アニメ【推しの子】第13話では、人気漫画の舞台化をめぐる関係者同士のやり取りが描かれ、脚本家と原作者の対立が描かれる。

アビ子とGOAの間には複数の関係者が介在し、修正指示が伝言ゲームを経て脚本家に届く状況が描かれる。

視聴者からはメディアミックスや業界関係者の厳しい現実に対する同情の声や共感が寄せられ、社会人の闇を描いたエピソードとなっている。

愛する作品のために…原作者がガチギレした!【推しの子】鮫島アビ子が舞台脚本家をガン詰めするシーンには同情の声も

 業界関係なく、全ての社会人の心臓がキュッとする展開と言っても過言ではない……。アニメ【推しの子】第13話で描かれた人気漫画の舞台化をめぐる関係者同士のやり取り、そして“ガン詰め”シーンは、ある意味で閲覧注意かも!?

 アニメ【推しの子】は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグによる、累計発行部数1800万部突破の大ヒット漫画が原作。産婦人科医のゴロー(CV:伊東健人)が、大好きなアイドル・アイ(CV:高橋李依)の息子に転生することから始まる物語だ。2023年にアニメ第1期が放送され、2024年7月3日よりアニメ第2期が放送中。11月28日からは実写ドラマシリーズの配信、12月20日からは実写ドラマの続編にあたる映画の全国公開が決定している。

 第13話では、人気漫画「東京ブレイド」の舞台化をめぐるゴタゴタが描かれた。原作者である鮫島アビ子(CV:佐倉綾音)は、「別に展開を変えるのはいいんです。でもキャラを変えるのは無礼だと思いませんか?うちの子たちはこんなバカじゃないんですけど!」と舞台版の脚本に対する不満を爆発させて、「ちゃんと原作読んだ上でこれって言うなら、この人、ちょっと創作者としてのセンスが……」と脚本家を責めた。

 とはいえ、脚本家であるGOA(CV:小野大輔)もベストを尽くした結果だ。なぜなら、アビ子とGOAの間には担当編集やプロデューサーなど複数の関係者が存在している。そのため脚本に対するアビ子の修正指示は、各関係者の思惑が絡んだ伝言ゲームを経て、やっとGOAのもとに届く状態になっているのだ。

 それぞれの関係者に共感できる部分があるからこそ、ネット上では「メディアミックスは大変」「難しい世界だね」「作品愛はどちらともすごいんだけどね」「納得できる落とし所はないだろうか……」といった同情の声が寄せられた。仕事上のシビアなやりとりが身につまされた視聴者もいたようで、「社会人の闇の部分の一部が浮き出てた」「全然職種は違えど気が滅入る社会人多そう…」「メディアミックスだけでなく他の仕事でもあるある」などの感想も多い。

(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会