ネクソン、『デイヴ・ザ・ダイバー』で知られるサブブランド「ミントロケット」を法人化―ブランド拡大と革新的ゲームの迅速な開発目指す

AI要約

ネクソンは、サブブランドのMINTROCKET(ミントロケット)を法人化し、革新的なゲームの開発を加速することを発表。

ミントロケットは、小規模なゲームをグローバル市場向けに開発し、自律的な企業文化を目指す。初代CEOにはファン・ジェホが内定。

初タイトルの『デイヴ・ザ・ダイバー』が大成功を収め、楽しさを重視する開発アプローチが注目を集めている。

ネクソン、『デイヴ・ザ・ダイバー』で知られるサブブランド「ミントロケット」を法人化―ブランド拡大と革新的ゲームの迅速な開発目指す

ネクソンは、サブブランドのMINTROCKET(ミントロケット)を法人化することを発表しました。この動きは、ミントロケットのブランド拡大と革新的なゲームの迅速な開発を目指すものです。

ミントロケットは、『メイプルストーリー』『アラド戦記』などで知られるネクソンが注力する大規模ゲームとは異なり、エンゲージメントの高い小規模なゲームをグローバル市場向けに開発することに特化。新会社では、業務手続きの簡素化や迅速な意思決定を行うなど、自律的な企業文化の醸成を目指すとのことです。ミントロケットはネクソンコリアの100%子会社となる予定で、現ミントロケット責任者のファン・ジェホが初代CEOに内定しています。

初タイトルは「圧倒的に好評」の『デイヴ・ザ・ダイバー』

ミントロケットはスピード、独創性、楽しさを重視した開発アプローチを掲げ、2022年に発足。2023年に発売された初タイトル『デイヴ・ザ・ダイバー』は、累計販売本数400万本を突破し、「2024年度英国アカデミー賞ゲーム部門」のゲームデザイン賞を受賞しています。また、Steamにおいて2024年9月11日時点で「圧倒的に好評」の最高評価を維持しています。

ミントロケットの法人化により、ネクソンは大規模ゲームと小規模ゲームの両方で市場展開を強化。2021年には、スウェーデン・ストックホルムを拠点とするEmbark Studios ABを完全子会社化しており、グローバル配信に向けた複数のプロジェクトを開発中です。さらに、グローバルなゲーム開発企業としての地位を固めることになりそうです。