『スパイダーマン4』監督はデスティン・ダニエル・クレットンとなる見込み

AI要約

トム・ホランドが、マーベルとソニーのコラボレーションで再びマスクをかぶる。ダニエル・クレトンが『スパイダーマン4』の監督として交渉中。ホランド主演の過去3作品と異なり、新しい風を吹き込むことになる。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の成功後、次回作の製作が急ピッチで進行中。脚本はクリス・マッケンナとエリック・ソマーズが担当し、製作はケビン・ファイギとエイミー・パスカルが行う。

ホランドのスパイダーマンは10代のピーター・パーカーを描き、観客を引き込んできた。今後のストーリー展開は不明だが、第4弾の制作が進行中で、映画は近いうちに撮影に入る予定。

『スパイダーマン4』監督はデスティン・ダニエル・クレットンとなる見込み

トム・ホランドが、マーベルとソニーのコラボレーションで再びマスクをかぶる。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の監督であるダニエル・クレトンが、『スパイダーマン4』の監督として交渉中であることが明らかになった。

クレトンは、トム・ホランド主演で、ソニーとディズニー傘下のマーベル・スタジオという2つのスタジオが共同製作するこのスパイダーマンに新しい風を吹き込むことになる。そして、スパイディの単独長編を担当する4人目の監督となる。ホランド主演の前3作ではジョン・ワッツが監督を務め、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』2作ではマーク・ウェブが監督を務めた。トビー・マグワイア主演の3部作ではサム・ライミが監督を務めた。

ホランドのスパイダーマン映画は10億ドルのフランチャイズに成長。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月の公開後、パンデミックに疲れた観客を家から誘い出し、約20億ドルの興行収入を記録した。この映画にはマグワイアとガーフィールドも出演した。

クリス・マッケンナとエリック・ソマーズが再び脚本を担当し、マーベルのトップであるケビン・ファイジと元ソニーのトップであるエイミー・パスカルがプロデュースを担当する。

情報筋によれば『スパイダーマン4』は這い上がるどころか、全速力で走り出し来年早々には撮影に入る予定だという。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、10代のピーター・パーカーが近所の優しいスパイダーマンであったことを世界が忘れてしまうところで終わっているため、その後がどのようなストーリーになるかは不明だ。その記憶の消去は、MJ(ゼンデイヤ)を含む彼に近しい人々にも及び、彼らはもはやピーターが誰であるかさえ知らない。2023年6月、ホランドはハリウッド・レポーター紙に対し、彼とプロデューサーたちは最近第4弾の可能性について何度もミーティングを重ねたと語った。「最初の数回のミーティングは”なぜまたこれをやるのか?”ということについてだった。 そして、我々はその理由を見つけたと思う」とホランドは語った。

クレトンはマーベルで人気がある。彼が手がけたシャンチーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降の作品のハイライトとみなされている。『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続く目玉映画『アベンジャーズ・カーン・ダイナスティ』でもメガホンをとる予定だった。しかし昨年11月、ジョナサン・メジャーの暴行裁判に端を発した製作スケジュールの変更とそれに伴う展開の中で降板。以来マーベルは常に彼のために別の長編を見つけることを望んでいた。

彼がスパイディの仕事を得たのは、ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世主演でポストプロダクション中のマーベル・テレビジョンのDisney+シリーズ『ワンダーマン』の仕事に対する信頼票でもある。

同監督は現在も『NARUTO-ナルト-』の実写映画化と『シャン・チー』の続編の監督に決まっているが『スパイダーマン』がこれらのプロジェクトにどう影響するかは不明だ。