WHITE SCORPION初ワンマンライブ 公開リハですでに涙も
11人組アイドルグループ「WHITE SCORPION」が初の単独ライブを開催し、メンバーの熱演が話題となった。
メンバーのパフォーマンスや感動のシーンが印象的であり、ファン投票で選ばれたメンバーが特別な出演を果たすことも発表された。
グループは日本国内だけでなく、海外展開も視野に入れ、パフォーマンスの幅を広げていく意気込みを語った。
秋元康さんが総合プロデュースする11人組アイドルグループ「WHITE SCORPION（ホワイトスコーピオン）」が8日、東京・時事通信ホールで、初単独ライブ「WHITE SCORPION 1st ONEMAN LIVE～初撃。～」を行った。
本番前には報道陣や関係者、メンバーの家族らを対象にした公開リハーサルを実施。300人の会場は満員となった。
デビュー曲「眼差しSniper」を披露後、AOI（19）は「私たちの初のワンマンライブということで、とてもいい1日にしたいと思います」。HANNA（15）は「最後まで盛り上がっていきましょ～う！」と呼びかけた。
「雑踏の孤独」「動く唇」などに加え“カラオケバトル”コーナーからはカバー曲として、AKB48の「Everybody、カチューシャ」を歌唱した。
ラスト曲「心が目を閉じる」の前でCOCO（18）は「たくさんの方に初めてのワンマンライブを迎えられ、とてもうれしいです。最後の1曲も」と話すと、感極まり言葉を詰まらせた。メンバーに背中を押されながら、「大切な曲なので、ぜひ聞いてくださるとうれしいです」と話した。歌唱後、NAVI（21）の目には涙が浮かんでいた。
最後のあいさつでACO（20）は「今の私たちは厳しい現実と向き合う日々ですが、これから11人全員で1歩1歩頑張って行きますので、私たちから目を離さないでいただけるとうれしいです」とアピールした。
リハ後は取材に応じ、NATSU（20）は、自ら命名したコンサートタイトル“初撃（しょげき）”について「初めてだけど皆さんに衝撃を与えるようなライブにしたい」と語った。辞書にはない造語だが、「私たちのワンマンライブがオリジナルの1歩となるようにという思いを込めた」と熱く語った。
グループの魅力についてALLY（24）は「日本のアイドルはかわいいが多いけど、私たちはパフォーマンスが魅力だと思っています」とし、「日本だけでなく海外にも出て行きたいので、世界に視野を向けたパフォーマンスを磨いていきたい」と意気込んだ。
“初撃”は2部制で開催され、それぞれ300人の満席となった。
同ライブでは、ファン投票で決まるメンバー1人に焦点を当てたミニアルバム収録新曲「心が目を閉じる」のミュージックビデオに、ALLYの出演決定を発表。また12月7日、東京・竹芝ニューピアホールでの1周年記念ワンマンライブの開催も発表した。
