「オアシス」デビューアルバム、30年ぶり全英1位

AI要約

英バンド「オアシス」のデビューアルバムが30年ぶりに再び英国のアルバムチャートで1位に返り咲いた。

アルバムの売り上げとストリーミング再生回数が急上昇し、14年ぶりの1位獲得となった。

メンバーの兄弟であるノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは再結成し、来年のコンサートツアーを発表。

「オアシス」デビューアルバム、30年ぶり全英1位

【AFP=時事】再結成を発表した英バンド「オアシス(Oasis)」のデビューアルバム「Definitely Maybe」が6日、発売から30年ぶりに再び英国のアルバムチャートの1位に輝いた。

 全英の音楽販売データをまとめるオフィシャル・チャーツ・カンパニー(Official Charts Company)によれば、1994年9月にリリースされ、初登場1位を獲得した同アルバムは、売り上げおよびストリーミング再生回数が前週比408%の急上昇を記録し、チャートのトップに返り咲いた。オアシスのアルバムが1位になったのも14年ぶりだという。

 30周年記念デラックス・エディションがリリースされたのも追い風になった。同エディションには、ウェールズのモノウ・バレー・スタジオ(Monnow Valley Studio)とコーンウォール(Cornwall)州のソーミルズ・スタジオ(Sawmills Studio)で録音された未収録セッションや、楽曲「Sad Song」の別のデモ・バージョンが収録されている。

 メンバーで兄弟のノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)とリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)は15年に及ぶ確執を乗り越え、再結成と来年のコンサートツアーについて発表。それからわずか1週間での偉業達成を受け、同バンドはX(旧ツイッター)に「今週オアシスを応援してくれたみんな、本当にありがとう」というメッセージを投稿している。【翻訳編集】 AFPBB News