個人戦敗退“2日後”に混合団体出場へ…ウルフ・アロンがパリ五輪でおこなった“気持ちを立て直す方法”とは?

AI要約

柔道家のウルフ・アロン選手がTOKYO FMの生放送ラジオ番組「Blue Ocean」に出演。パリオリンピックでの個人戦と団体戦について振り返る。

個人戦での敗北に対する悔しさや団体戦でのチームプレイについて語るウルフ選手。団体戦では選手同士の連携や流れが重要だと述べる。

ウルフ選手のプロフェッショナルとしての姿勢や日本の選手に対する称賛についてのやり取りも紹介。

個人戦敗退“2日後”に混合団体出場へ…ウルフ・アロンがパリ五輪でおこなった“気持ちを立て直す方法”とは?

住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜9:00~11:00)。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方々をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional」。8月26日(月)のゲストは柔道家のウルフ・アロン選手。ここでは、パリオリンピック(以下:パリ五輪)の個人戦、そして、銀メダル獲得に貢献した混合団体(以下:団体戦)を振り返りました。

住吉:パリ五輪の個人戦(敗者復活戦に敗れて7位)は悔しかったと思います。頑張ってきたことが一瞬で終わってしまうといいますか。

ウルフ:そうですね。一瞬の隙が命取りなので、ずっと気が抜けない競技にはなりますね。

住吉:負けてしまったときは、敗因を解析されたりするのでしょうか?

ウルフ:もちろんしますが、敗れた直後は考えることができませんでした。ただ、団体戦が2日後にあったので“今、何をするべきか”を考えたときに、やっぱり最後はチームでの戦いなので“みんなでまとまって戦っていかなければいけない”と意識を向けていった感じですね。

住吉:団体戦と個人戦では、何か心境の違いはありますか?

ウルフ:柔道は1対1の戦いなので、やっていることとしては個人戦も団体戦も変わらないのですが、団体戦はつないでいくものなので、戦った選手の頑張りや迫力が次の人に伝わっていくんですね。なので“流れがある”という意味で、団体戦は出場する側としても興奮します。

また、しっかり自分の仕事をして次の選手につなげる。もし自分が(団体戦の)最後の選手になったら、その試合を勝ちきる。というところも意識して試合をするので、そういったところも個人戦とは違うかなと思います。

住吉:日本の選手は、正々堂々とした気持ちのいい勝ち方をする選手が多くて“何だか誇らしいな”と思いながら観ていました。

ウルフ:いやぁ、ありがとうございます(笑)。

(TOKYO FM「Blue Ocean」2024年8月26日(月)放送より)