乃木坂46・梅澤美波、最終公演中に足をねん挫も神宮3DAYS“涙の完走”「もっともっと強くならなきゃ」

AI要約

アイドルグループ・乃木坂46が全国ツアーを成功裏に終え、キャプテンの梅澤美波は負傷のハプニングを乗り越えグループの未来を誓う。

今年の全国ツアーは5年ぶりのドーム&スタジアム規模で26.5万人を動員し、晴れ女として知られる梅澤と井上和の存在が光った。

梅澤は最終日に足をねん挫するハプニングに見舞われたものの、パフォーマンスを継続し、改めてファンへの感謝と今後への意気込みを語った。

乃木坂46・梅澤美波、最終公演中に足をねん挫も神宮3DAYS“涙の完走”「もっともっと強くならなきゃ」

 アイドルグループ・乃木坂46が4日、毎年恒例の真夏の全国ツアー、明治神宮野球場3DAYSを完走。“晴れ女”である梅澤美波キャプテンは、負傷のハプニングを乗り越え、グループがさらなる高みを目指すことを誓った。

 今年の全国ツアーは、5年ぶりとなるドーム&スタジアム規模のツアーとなり、大阪・京セラドーム大阪2DAYS、愛知・バンテリンドームナゴヤ2DAYS、そして、明治神宮野球場3DAYSと、全国3都市・7公演で計26.5万人を動員。山下美月、阪口珠美、清宮レイ、掛橋沙耶香と卒業生を見送り、新体制で36thシングルとツアーに臨んだ。

 今年は、特殊な動きを見せた台風10号の影響で、一時、開催が危ぶまれる事態となったが、奇跡的に明治神宮3DAYSは雨が降ることはなかった。ファンの間で“晴れ女”と呼ばれる梅澤は、アンコールのMCで「雨、最後まで降らなかった。私たちの思いとみなさんの思いが空まで届いた」と笑顔を見せる。最新シングル『チートデイ』でセンターを務め、2年連続で座長を務めた井上和も晴れ女と呼ばれており、現・乃木坂46メンバーは、天気さえも味方につけて伝統のライブを成功させたのだった。

 キャプテンとして2度目の全国ツアーに臨んだ梅澤は、実は最終日のステージでハプニングに見舞われていた。関係者の話によると、公演中に足をねん挫してしまったのだという。梅澤は公演の前半はヒールのついた靴を履いていたが、後半から白のソックスにローファーのような靴に履き替えての出演となった。

 一部のファンは梅澤の異変に気付いたようだが、梅澤は最後までけがの影響を感じさせぬ堂々としたパフォーマンス。オーケストラをバックに壮大なスケールで披露された『シンクロニシティ』では、梅澤の目に涙が光っていた。

 アンコール最終楽曲の『乃木坂の詩』を歌い終えると、「今年は5年ぶりのドームツアー、改めて乃木坂ってすごいグループだと感じました。そう思わせてくれたのは、ファンのみなさんの存在のおかげです」と感謝。「私たちは日々、乃木坂46という大きな看板を背負って生きています。大きすぎるが故に、自分で選んだ道なのに上手くいかないこともあります」と告白すると、「この体制で回る2年目のツアー、私たち次第でまだまだどこまでも強く大きなグループになれる。もっともっと強くならなきゃいけないと思いました。だからみなさん、これからもそばにいてください」とメッセージを送った。

 ツアーファイナルは、ダブルアンコールにまで突入する盛り上がりを見せ、約3時間に及ぶ熱狂のライブは終演。乃木坂46は現在、6期生オーディションを開催中。梅澤は「来年は新たな仲間を引き連れて、みなさんのもとに夏、戻ってくるのではないかと思います。どんな子たちが仲間になってくれるのか、私たちもすごくワクワクしていますが、もう迎え入れる準備はできているので、期待してお待ちください」とアピールすると、「また来年、今年よりももっと最高の景色を一緒に見ていきましょう」と約束して公演を締めくくった。