鈴木優、4戦2勝で卓内トップ トータルのマイナスを大幅減も「±0くらいまでできる一日だった」/麻雀・最高位戦A1リーグ

AI要約

鈴木優がA1リーグの第9節で卓内トップを獲得し、快勝した。

鈴木優は4戦2勝・2着1回・3着1回の成績で+97.7を記録し、喜びつつも悔しさを感じている。

最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦の進出を争うA1リーグは厳しい競技の場であることが分かった。

鈴木優、4戦2勝で卓内トップ トータルのマイナスを大幅減も「±0くらいまでできる一日だった」/麻雀・最高位戦A1リーグ

 麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第9節が9月4日に行われ、c卓はプロ麻雀リーグ「Mリーグ」で昨シーズン、MVPを獲得した鈴木優が卓内トップを取った。

 前節まで▲144.9と出遅れていた鈴木優だが、今節は元気いっぱい。1回戦はオーラスにツモればトップという局面を逃し惜しくも2着で終了したが、続く2回戦は序盤に失った点棒を東4局の親番を活かして取り返し、南1局には跳満をアガるなどして5万点近いトップを取った。苦しかった3回戦を3着でしのぐと、最終4回戦は親番の東4局で満貫をアガったことが決め手となり、5万点超のトップを取った。

 4戦2勝・2着1回・3着1回とラスなしでまとめた鈴木優は+97.7と快勝。それでも試合後は、「もちろん大きなプラスなので喜ばしいことなんですけど、すごく恵まれていたので(展開や手牌が)今までのマイナスを±0くらいまでできるような一日だったんじゃないか」と悔しそうだった。

【試合結果】

1位 鈴木優 +97.7

2位 近藤誠一 +59.5

3位 太田安紀 ▲37.8

4位 新井啓文 ▲121.4

◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。

◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約800人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)