ヘンリー王子、ダイアナ元妃が幼い頃に暮らした邸宅に宿泊 家のない王子にスペンサー家が提供

AI要約

ヘンリー王子が先月叔父の追悼式に出席するためイギリスに帰国していたことが判明。

王子は宿泊施設に困っていたが、結局ダイアナ元妃が幼い頃に住んでいたオルソープハウスに滞在。

王子は命日まで滞在し、元妃の墓参もしていた可能性がある。

ヘンリー王子、ダイアナ元妃が幼い頃に暮らした邸宅に宿泊 家のない王子にスペンサー家が提供

先月、叔父の追悼式に出席するためイギリスに帰国していたことがわかったヘンリー王子。宿泊していた場所が明らかになった。

7月にダイアナ元妃の姉であるレディ・ジェーン・フェローズの夫ロバート・フェローズが亡くなった。8月29日にその追悼式が行われたが、この式にヘンリー王子が出席していたことが先週、明らかになった。ウィリアム皇太子も姿を見せたが目撃者によると2人は離れて着席、言葉を交わすことはまったくなかった。また2人とも目立たないように振る舞っていた。

王子が密かに帰国していたことがわかると同時に関心を集めたのが、王子がどこに宿泊していたのか。王子は王室にいた頃に住んでいたフロッグモアコテージをチャールズ国王から返却するように求められ、それに従っている。そのため今はイギリスに家がない。これまで王子はタブロイド紙との裁判などで戻ってきた際には、ロンドンのホテルを利用していたと報じられている。王室の所有する家を使わせてくれるよう王子から王室に頼むことはなく、王室側からオファーすることもなかったという。王室と王子が疎遠であることを物語っているといえる。

そんな中、王子が今回ダイアナ元妃が幼い頃に住んでいたオルソープハウスに泊まっていたことが明らかになった。雑誌『ピープル』が話している。元妃の弟であるチャールズ・スペンサー伯爵も一緒に宿泊していたことから、伯爵が王子に声をかけたと見られている。ロバート・フェローズの追悼式から2日後の8月31日はダイアナ元妃の27回目の命日だった。ダイアナ元妃の墓はオルソープハウスの敷地内の池の中央に浮かぶ島にある。王子が命日まで滞在し、元妃の墓参もしていたかどうかはまだ明らかになっていない。

ロイヤルファミリーとは疎遠になっている王子だが、ダイアナ元妃の親戚とは今も親しい。今年5月、王子が立ち上げたチャリティスポーツイベント、インビクタスの10周年を記念する礼拝がロンドンで行われた。ロイヤルファミリーは誰も姿を見せなかったが、チャールズ・スペンサー伯爵やレディ・ジェーンをはじめ、スペンサー家にゆかりのある人々は出席していた(写真)。スペンサー伯爵は王子に宿泊先を提供したことについて何もコメントしていない。スペンサー家が王子と親しくすることを、王室側がどう思っているのか注目が集まっている。