BE:FIRSTが「世界進出」を有言実行 「これからのことに期待が膨らんだ」(RYUHEI)

AI要約

BE:FIRSTは初の海外ライブを成功させ、ATEEZのワールドツアーLA公演でオープニングアクトを務めた。

現地のファンからの熱いサポートを受け、アメリカのカルチャーにリスペクトした楽曲が好評だった。

新アルバム「2:BE」のリリースと初の4大ドームツアーに向けて、BE:FIRSTの成長が加速している。

BE:FIRSTが「世界進出」を有言実行 「これからのことに期待が膨らんだ」(RYUHEI)

 初となる海外ライブを敢行した7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRST。最年少のRYUHEIと最年長のJUNONが、グループの今とこれからを語った。AERA 2024年9月9日号より。

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 今年7月、かねてから世界進出を掲げていたBE:FIRSTが初めて海外でライブを行った。「Hush-Hush」で楽曲コラボが実現したATEEZのワールドツアーのLA公演でオープニングアクトを務めたのだ。

「気を張って臨んだのですが、とてもやりやすい環境でした。『ここで沸いてほしい』というところで会場が沸いてくれたと同時に、自分が好きなポイントに対してはっきりリアクションをしてくれている感じが気持ち良かったです」(JUNON)

「自分の感情をさらけ出して応援してくれているムードがあって嬉しかった。『Mainstream』『Boom Boom Back』『Masterplan』を3曲連続でパフォーマンスするのは有酸素運動よりキツかったですが(笑)、今のBE:FIRSTにはこの3曲から入ってほしかった」(RYUHEI)

 BE:FIRSTが登場した瞬間から、ライブ中、大きなスタジアムに何度も歓声が響いた。

「現地のメディアの方に『BE:FIRSTの楽曲はアメリカのカルチャーと通じるものがあるから聴きやすい』と言ってもらえた。Jポップを背負いながらもアメリカのカルチャーにリスペクトした楽曲をやっていることを理解してもらえたと感じ、これからまた頑張っていけると思いました」(JUNON)

「今回僕が出会った方たちは、常に相手のことをもっと知りたいという気持ちで話をする印象がありました。一緒に曲を作るとしたら、お互いの内面を深く知ることは本質的な曲を作ることに繋がる。これからのことに期待が膨らみました」(RYUHEI)

 これまで以上にメンバーの意思が詰まった2ndアルバム「2:BE」をリリースし、次は初の4大ドームツアーに挑む。BE:FIRSTの道程はまだ始まったばかりだ。

(ライター・小松香里)

※AERA 2024年9月9日号