母は三雲孝江アナ! NHKの“夜の顔”星麻琴アナ(32)、民放不採用時に発揮された「親バカ」とは

AI要約

星麻琴アナはNHKの「ニュースウオッチ9」に出演中。入局当初は原稿を読むのが下手で言い間違えることも多かったが、相当努力し、今では夜の顔として活躍している。

星アナは東京アナウンス室に所属し、最初の3年間はフィールドリポーターを務めていた。星は新元号発表の際にも積極的に取材し、落ち着いてリポートする姿が印象的だった。

星の母は元人気アナウンサーで、星も母の背中を追ってアナウンサーを目指した。大学時代は複数のアナウンススクールに通っていたが、NHK以外からの内定は得られなかった。

母は三雲孝江アナ! NHKの“夜の顔”星麻琴アナ(32)、民放不採用時に発揮された「親バカ」とは

「入局当初は原稿を読むのが下手で、言い間違えることも多かった。『彼女には読まれたくない』なんて言っている記者もいましたね。それが今では夜の顔ですから、相当努力したのでは」(NHK関係者)

 NHK「ニュースウオッチ9」に出演中の、星麻琴アナ(32)のことだ。

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 4月から「ウオッチ9」のキャスターを務める星アナは、2014年に入局後、岡山、札幌放送局を経て、19年に東京アナウンス室へ。東京での最初の3年間も「ウオッチ9」で、全国各地を飛び回り取材をするフィールドリポーターを務めていた。

 19年4月1日、新元号発表の際に星が取材した東京の古書店・大屋書房の纐(こう)纈(けつ)くりさんが振り返る。

「星さんは、店主を務めるうちの父と一緒に、新元号発表をテレビで見ていました。新元号が令和で、それが万葉集を由来としているとわかると、私や父が大慌てで『万葉集』を探したんです。幸い売りに出されておらず、十分くらいで見つかりました。星さんはそれを手に持って、落ち着いてリポートしていた」

 元TBS関連会社プロデューサーの父と、「TBSの竹下景子」と呼ばれた人気アナウンサーの三雲孝江を母にもつ星。じつは三雲も1989年、昭和天皇崩御や新元号が「平成」に決まったことを伝える特別番組に出演している。

 平成から令和へ、“新元号報道”のバトンをつないだ母娘。そんな星は、三雲が50時間超にも及ぶ難産の末に出産した愛娘だ。三雲の母が当時の取材に、三雲について、

「もう親バカになっています。美人の娘にふさわしい名前をつけてやろうと思案中です」(『女性自身』91年10月8日号)

 と“親バカ”ぶりを明かすほどだった。

 母の愛を一身に受けた星は、慶応中高を経て、慶応大学に進学。大学在学中に芸能事務所に所属することもあったが、結局、母の背中を追いかけるようにアナウンサーを目指した。だが、その道のりは順風満帆ではなかったようだ。

「星は大学時代、複数のアナウンススクールに通っていました。それでも就活では、母の古巣であるTBSをはじめ、民放からの内定が得られなかった。最後に受かったのがNHKでした」(星の知人)