八村倫太郎&柳俊太郎がW主演、韓国発サスペンスホラー『他人は地獄だ』映画化

AI要約

映画化される韓国のWEBコミック『他人は地獄だ』を日本を舞台に完全ローカライズ。ダブル主演はWATWINGの八村倫太郎と俳優の柳俊太郎、ヒロインは岡田結実。児玉和土が脚本・監督を担当し、サスペンスホラー映画への期待が高まる。

青年ユウが上京して流れ着いたシェアハウスで、一風変わった入居者達と遭遇。次第に起こる不気味な現象と疑惑に迫り、生死をかけたサバイバルが展開される。

主演の八村倫太郎、柳俊太郎、岡田結実が作品への思いを語り、恐怖の人間スリラーを劇場で体験してもらいたいとコメント。他のキャストも個性的なキャラクターとして出演し、期待が高まる。

八村倫太郎&柳俊太郎がW主演、韓国発サスペンスホラー『他人は地獄だ』映画化

 韓国のWEBコミックで、日本ではLINEマンガで読むことができる『他人は地獄だ』(作者:ヨンキ)を、日本を舞台に完全ローカライズして映画化。11月15日より劇場公開されることが決定した。ダンス&ボーカルグループ・WATWINGのメンバーの八村倫太郎と俳優の柳俊太郎(※柳=旧字体)がダブル主演、岡田結実がヒロインを演じる。

 原作コミックは、2019年にイム・シワン、イ・ドンウクの共演で連続ドラマ化され、その年の話題作となった。日本版は、映画『口裂け女0』(2008年)、ドラマ『ヒトコワ』(18年)、Netflixオリジナルアニメ『ソードガイ』(18年)、ドラマ『妖怪人間ベラ』(20年)など、ホラー・サスペンス作品を中心に数多くの原案・脚本・演出を手がける児玉和土が脚本・監督を務め、人間の闇をあぶり出すようなサスペンスホラー映画となる。

 地方より上京してシェアハウスに入居する青年・ユウ役を映画初主演となる八村。シェアハウスのリーダー的存在のキリシマ役を『カラダ探し』(22年)、『ゴールデンカムイ』(24年)などの話題作に出演する柳。ユウの恋人・メグミ役を岡田が演じる。

 そのほか、2024年にエランドール賞にてアクターズセミナー賞を受賞した三浦健人、お笑い芸人としてブレイクし、その後、ドラマ、映画、舞台で俳優として活躍する青木さやか、ダンスボーカルグループ・原因は自分にある。のメンバーで、俳優としても活躍する大倉空人、数々のドラマ、映画、舞台、ナレーションなど幅広く活躍している萩原聖人などが出演する。

 地元での生活に閉塞感を覚えていた青年ユウは、上京して恋人のメグミを訪ねる。ユウは同棲したいことを伝えるが、突然の訪問に困惑した態度をとるメグミとは結局ケンカになってしまい、行く当てを失くしてしまう。そして、ユウは格安シェアハウス「方舟」に流れ着く。

 そこにはヤクザ風の粗暴な山口、いつも卑屈な笑顔を浮かべているマル、妙に愛想がいい管理人のよし子、挑発的な言葉を投げかけるゴロ―、そして言葉遣いは丁寧だが、得体のしれないキリシマなど一癖のある入居者と出会う。

 入居した夜、山口とマルの口論を目撃したユウ。その翌朝には「方舟」から突然、山口の姿は消えていた。まだ半年はここにいると山口から聞いていたユウは言い知れぬ不安を覚える。

 やがて入居者たちの不気味な行動や会話からある疑惑が思い浮かぶ。それは…彼らは新たに入居してきた人間を殺害しているのではないというものであった。はたして入居者たちの正体とは?ユウはこの地獄のような場所から無事抜け出すことはできるのか?

■八村倫太郎のコメント

 原作を元々数年前に愛読していて、強く印象に残る作品だったため、お話が来た時はとてもびっくりしましたし、自分で務まるのかと不安な気持ちもありました。しかしいざ臨むと、個性豊かで経験豊富なキャスト陣、スタッフのみなさんと現場にいれることがうれしく幸せで、集中して励むことができました。初映画主演でしたが、最高のチームに支えられ乗り越えられました。恐怖の人間スリラーを是非劇場で体感してみてください。

■柳俊太郎のコメント

 この度キリシマ役を演じさせていただきました、柳俊太郎です。原作を読みキリシマを演じるうえで、静けさのある狂気をどう演じるか意識しました。今回の役はリアルとファンタジーの境目が難しく、試行錯誤しながら自分なりのキリシマを作り上げていきました。皆さんにスリルと恐怖を感じてもらえたらうれしいです。ぜひ劇場にお越しください。

■岡田結実のコメント

 出演させていただくと決まった時はうれしかったのですが、台本を読み終わる頃には、背中からゾクゾクして、振り返ってしまうような、見ていたものが現実かどうか確かめたくなってしまうほど、衝撃と驚きがありました。そして、他のキャストさんとは最初の本読みでお会いした後、一緒になるシーンがあまり無くて、他がどうなっているのか私自身もとても楽しみです!!本当に怖いものは、他人なのか自分自身なのか?と皆さんにも考えながら劇場で観ていただけたらうれしいです。