長澤まさみ恐縮「恐れ多い」 三谷幸喜監督「この人のために作りたい、この人が今の段階で一番輝いている映画ができないだろうかと思った」

AI要約

女優長澤まさみ(37)が主演映画「スオミの話をしよう」の完成報告会に出席。

三谷監督と長澤の初の映画タッグに期待が高まる。

長澤は三谷監督との再共演に喜びを表し、完成披露舞台あいさつも行った。

長澤まさみ恐縮「恐れ多い」 三谷幸喜監督「この人のために作りたい、この人が今の段階で一番輝いている映画ができないだろうかと思った」

 女優長澤まさみ(37)が29日、東京都内で主演映画「スオミの話をしよう」(三谷幸喜監督、9月13日公開)の完成報告会に他のキャストらと出席した。

 三谷監督にとって前作「記憶にございません!」(2019年)以来、5年ぶり9作目の映画。大富豪の妻・スオミ(長澤)が行方不明になったことから、夫・寒川が住む豪邸にスオミを愛した5人の男たちが集結しストーリーが展開するミステリーコメディー。完成報告会にはスオミの元夫役を演じた俳優西島秀俊(53)や松坂桃李(35)らと三谷監督も登場。

 長澤は三谷監督の脚本・演出の舞台「紫式部ダイアリー」(14年)やドラマに出演したほか、三谷監督が脚本を担当したNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22年)では語りを務めたが、映画でタッグを組むのは初めて。

 三谷監督は長澤について「10年前に舞台を一緒にやって以来、本当に力のある女優さんだなと思い、どんどんスキルを上げてきた」と才能にほれ込んだ様子。「この人のために映画を作りたい、この人が今の段階で一番輝いている映画ができないだろうかと思った」と〝長澤ムービー〟であることを明かした。

 監督の熱い思いを聞いた長澤は「恐れ多い」と恐縮しながらも「10年前に三谷さん演出の舞台に出演させていただいた時にもっともっと一緒に仕事をしたいなと物足りなさを感じていたので、今回は本当に出演することができてうれしかった」と答えた。

 その後、長澤らは劇場に移り、観客の前で完成披露舞台あいさつも行った。