飯沼愛×八木勇征「恋人役は最初からしっくり」キュンとしたシーンも明かす
テレビ朝日系連続ドラマ『南くんが恋人!?』のドラマ化5回目について、堀切ちよみ役の飯沼愛と南浩之役の八木勇征にインタビューを実施。お互いの印象や恋人役について、撮影中のエピソードなどについて語られている。
2人の初対面やお互いの印象、役作りについてのエピソードが明かされ、6歳差の2人の仲良し度やチームワークの良さが感じられる。
撮影やコミュニケーションを通じて自然に距離が縮まり、恋人役も益々なじんでいく様子が描かれている。
通算“5回目”のドラマ化で現在、放送中のテレビ朝日系連続ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜 後9:00)。16日の初回放送から反響の大きい今作だが、ORICON NEWSでは堀切ちよみ役の俳優・飯沼愛と、南浩之役のFANTASTICSの八木勇征にインタビューを実施。お互いの印象や恋人役について、2人がキュンとしたシーン、八木のバスケシーンなどを聞いた。
■自然にでき上がっていった“距離感”
南くんの恋人であるちよみが小さくなってしまう、内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』(青林工藝舎刊)が原案となっているが、今回は南くん(八木)が15センチの手のひらサイズになって、恋人・ちよみ(飯沼)の前に現れる男女逆転バージョン。1994年放送の高橋由美子&武田真治版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和が筆を執り、ひと夏の甘くほろ苦いホーム・ラブコメディーをつむぐ。
――これまで4度もドラマ化されている人気作品です。出演にあたってや、放送を迎えての心境を教えてください。
飯沼:最初お話を聞いたときは驚きが大きかったけど、今はうれしくて仕方なくて毎日幸せです。素敵なキャストのみなさん、スタッフさんも優しい方ばかりで、こんなに幸せでいいのかなというぐらい幸せ。うれしくて1話を3回観ました(笑)。撮影は(取材時に)ちょうど半分くらいなんですけど、もうすでに寂しいです。残りを思う存分楽しもうという気持ちでいっぱいです。
八木:僕のお母さんもおばあちゃんも知っていたし、仕事関係の方々もみんな知っていました。それだけ認知されている作品に自分が参加できるうれしさ、そして名だたる方々が演じてきたキャラクターを僕も演じさせていただけるということで、良い意味でプレッシャー、責任感というものが生まれました。
――お2人の初対面はどのような感じだったのでしょうか。
飯沼:衣装合わせが初めましてでした。(声をかけたのは)どっちからだったかな……?
八木:同時です(笑)。でも誰かを交えてが多くて、2人だけで話すタイミングはあまりなかったよね。ちゃんとしゃべったのはクランクインしたとき。そこから始まりましたね。僕らのストーリーが。
飯沼:チャラいなぁ(笑)。でも、そうですね。クランクインの時にしっかりお話したと思います。
■6歳差の2人の精神年齢は…同じくらい?
――お互いの印象は?
八木:年齢は6~7歳離れているんですけど、話しやすいです。僕の方がさすがにちょっと上だと思いつつ(笑)、精神年齢的には割と近いのかなって。飯沼さんは良い意味で大人っぽいですね。
飯沼:お会いする前はクールな方なのかなと思っていましたが、とても話しやすいです。私はたくさんおしゃべりしたいタイプなので、なんでも受け止めてくださるのがうれしいです。良い意味で常にリラックスしていて、肩に力が入っていないので、おかげで私もリラックスできます。距離を縮み…縮めようとがんばろうみたいなことはなかったです。自然と打ち解けました。
八木:それは僕もなかった。でも今、「縮めよう」を「ちぢみ」って言ったよね?
飯沼:そこは言わなくても(笑)。
八木:チヂミ食べたいよね。
飯沼:明太子もちがいい。
八木:あはは。こんな感じで仲良しです(笑)。
――雰囲気やチームワークの良さが伝わってきます。恋人役もなじんできましたか。
飯沼:だいぶいい感じだと思います。
八木:最初からしっくりきてますよね。クランクインからずっとそのままですが、撮影が進むにつれ、より良くという感じです。
――撮影やコミュニケーションを重ねることで自然と…といった感じなのですね。
八木:そうですね。撮影スケジュールが共有されているので「疲れているだろうな」というときは、お互いに励まし合っています。差し入れでジュースを買ってきてくれたりするんですよ。うれしいですよね。
飯沼:そうしたらお菓子をいっぱいくださって。
八木:甘いものが必要かなと思って(笑)。
飯沼:正解です(笑)。