仕事の面接に“ショートパンツ”で臨んだ女性、追い返した採用担当者に反論! ネットでは「むしろ親切な対応」と厳しい意見が相次ぐ

AI要約

リモートでの面接も増えてきたものの、対面での面接は身だしなみに気を遣う必要がある。面接時にはスーツやオフィスカジュアルなどの服装が基本とされている。

女性がショートパンツ姿で面接に行き、服装を変えるよう指摘された件が話題となった。

パンデミックの影響でオフィスファッションも変化し、よりカジュアルなスタイルが増えているが、面接時にはきちんとしたマナーが求められている。

仕事の面接に“ショートパンツ”で臨んだ女性、追い返した採用担当者に反論! ネットでは「むしろ親切な対応」と厳しい意見が相次ぐ

リモートでの面接も増えてきたものの、対面での面接はより身だしなみに気を遣うはず。職種によっては服装の指定がなかったり、ファッションセンスを見られている場合もあるが、面接にはスーツやオフィスカジュアルなどの服装で行くことが基本とされている。しかし先日、ある女性がショートパンツ姿で面接に行ったときのことをTikTokに投稿し、世界中の注目の的となった。

話題の動画を投稿したのは、@mtyreshiadailyというアカウント名で動画投稿をしているタイレシアさん。彼女は白のトップスに薄手のカーディガン、そして黒のショートパンツ姿で面接に行くと、「着替えてきてください」と言われたという。

「採用担当者が面接用の服を着替えて出直してくるように言うなんて信じられない。私はきちんとしてるし、プロフェッショナルに見えるはず」とキャプションにつづっている。

動画内には「採用担当者が私を拒否した理由はこれ!」という文字が表示されており、面接で服装を指定されたと説明。翌日にアポイントを取り直す前に、採用担当者は家に帰って服を着替えて出直さないかと尋ねたという。そして動画の最後には一周まわって、服装をよりわかりやすく見せた。

2024年8月20日時点で約500万回も再生されている同動画は、4万5,000件ものコメントが届いており、多くの厳しい声が上がっている。

「採用担当者は丁寧に予定を変更してくれた。普通ならば、その日のうちにはっきりと断っていたはず」

「ショートパンツで面接に行くなんておかしいよ」

「面接にはつま先が開いた靴すら履かない」

パンデミックの影響によりリモートワークが余儀なくされたことで、オフィスファッションにも変化が。『Voice of America』の取材に応じたドレスメーカー兼デザイナーのクリスティン・マリアーニさんは、パンデミック後の人々の通勤時の服装を見て「多くの人がより楽な格好をするようになった」と語っている。

「スーツにネクタイ姿の人はめったに見かけません。ジーンズにジャケットを羽織って、開襟シャツを着ている人をよく見かけますね」またハイヒールの売り上げは落ち、多くの人がフラットシューズやスニーカーを選択しているよう。『The Sunday Times』によると、イギリスの靴小売店「カート ガイガー」の調査では、バレエシューズやローファーなどヒールが5センチ以下のフラットシューズの売上が急増していることが明らかに。その一方で、10センチ以上のパンプスはフラットシューズ以外の売上全体の数パーセントしかないという。

時代の変化やパンデミックの影響により、カジュアルになってきているオフィスファッション。しかし勤務中と面接時の服装は別として考え、最低限のマナーを守った身だしなみが世界共通で求められているよう。