『ワンダンス』2025年TVアニメ化決定 制作はマッドハウス×サイクロングラフィックス

AI要約

漫画『ワンダンス』が2025年にTVアニメ化されることが決定した。原作は『アフタヌーン』に連載され、90万部を突破している。

物語は吃音症の高校生とダンスに魅了される同級生の関係を描いており、独特な表現が特徴的。

マッドハウスとサイクロングラフィックスが制作し、ダンサーRIEHATAも関わる本格的なダンスアニメーションになる。

『ワンダンス』2025年TVアニメ化決定 制作はマッドハウス×サイクロングラフィックス

 珈琲による漫画『ワンダンス』が2025年にTVアニメ化されることが決定した。

 原作は、講談社の月刊コミック誌『アフタヌーン』にて連載されており、シリーズ累計発行部数90万部を突破している。大胆なダンスシーンに加え、繊細な人間模様や甘酸っぱい恋愛描写のある本作は、10の言語で出版されている。自分の気持ちを上手く表現できない、吃音症の高校生・小谷花木(カボ)は、周りの目を気にせずダンスを追い求める同級生・湾田光莉(ワンダ)に惹かれた。“フリースタイル”な表現を求めて、未経験のダンスの世界に挑む。

 アニメーション制作を手掛がけるのは、マッドハウスと、VFXやCGなどを駆使したデジタルアニメーションを得意とするサイクロングラフィックス。さらにBTSなど数々のアーティストの振付も担当するダンサーRIEHATAをダンスプロデューサーに迎え、本格的なダンスアニメーションに挑む。

 アニメ化を記念して公開されたイラストには、イエローを基調としたスタイリッシュなデザインで小谷花木と湾田光莉の2ショットが描かれている。

 さらに、原作者の珈琲からはコメントも到着した。

■珈琲(原作者)コメント

漫画は音が出ないし動きもしない。その代わり、実際のダンスや音楽には無い別の長所がある。それは「読者の想像力の中で動きや音を補完してもらえる」という点。場合によってはそれは実際に観たり聴いたりするよりも感動を覚えるかもしれない。

今回映像化するにあたって、ある程度実際に動きと音が付くことになる。そこで現実的に忠実な見え方を再現しようとすると、漫画の映像化という意義があまりなくなってしまう気がするので、実験性、即興性をもってケレン味たっぷりに遊んでいただき、想像してなかったような映像を作り上げていただけたら大変嬉しいと思います。

皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。