テイラー・スウィフト、英サウスポート刺傷事件の被害者家族と面会

AI要約

テイラー・スウィフトが、最近英ロンドンで行われた【The Eras Tour】公演で、7月にサウスポートで起こった大量殺傷事件の被害者家族と面会した。

テイラーは被害者家族に対して深い同情の意を表し、犠牲者と共に写真を撮ったりハグをしたりして心温まる交流を行った。

事件の影響を受けた家族をウェンブリー・スタジアムの楽屋に招いて、心の支えを提供したテイラーは、公演中に事件について直接言及することはなかった。

テイラー・スウィフト、英サウスポート刺傷事件の被害者家族と面会

 テイラー・スウィフトが、最近英ロンドンで行われた【The Eras Tour】公演で、7月にサウスポートの子ども向けダンス教室で発生した大量殺傷事件の被害者家族と面会した。

 週末にウェンブリー・スタジアムで娘たちと一緒にテイラーに会ったある母親がTikTokに投稿した写真では、テイラーが少女2人とポーズをとり、楽屋で2人にハグをしている。年上の少女は左の前腕を包帯で覆っているように見え、2人の若いスウィフティーズは『レッド』がテーマのTシャツを着ている。他の写真では、少女たちがテイラーの母アンドレアの隣で微笑んでいる。

 母親は、「あなたは私の傷跡の周りに星を描いてくれた…」と、“くらくら”と“涙を堪えている顔”の絵文字を添えてテイラーの「cardigan」の歌詞を引用し、「私たち全員にとって最高の魔法のような夜を演出してくれたテイラー・スウィフトと彼女のお母さんに最大の感謝を。昨夜、そしていつも、ホープとオータムに純粋な幸せを届けてくれてありがとう」と、“ハートポーズ”や“光るハート”などの絵文字付きで続けた。

 テイラーはウェンブリー・スタジアムのステージに立つ前に、事件の影響を受けた複数の家族を楽屋に招いた。現在【The Eras Tour】の欧州日程を締めくくる5公演が同会場で現地時間2024年8月15日~17日、19日、20日というスケジュールで行われている。

 2024年7月29日、英サウスポートで6歳から11歳までの子どもを対象とした、テイラー・スウィフトをテーマにしたダンスとヨガのイベントが開催されたが、当時17歳のナイフを持った男がこのイベントを標的にした。英BBCによると、この事件で少女3人が死亡し、子ども8人と大人2人(最近病院に再入院した35歳の講師リアン・ルーカスを含む)が負傷した。英国警察はその後、現行犯逮捕されたこの若者を殺人および殺人未遂容疑で起訴した。

 テイラーはステージではこの大量殺傷撃事件について直接言及していないが、事件発生直後に声明を発表した。当時彼女は、「昨日サウスポートで起こった恐ろしい事件の恐怖が、私の中で絶え間なく広がっています。ただただ完全にショックを受けています……。命や無邪気さの喪失、そしてその場にいたすべての人々、その家族や救助隊に与えられた恐ろしいトラウマ。ダンス教室に通う子どもたちだったのです。これらの家族にどのように同情を伝えればよいのか、まったく途方に暮れています」と綴っていた。