実写化の再現度がヤバすぎたキャラ3選 「顔違うのに」「原作から抜けてきた?」

AI要約

マンガの実写化において、魅力的なキャラクターを忠実に再現するキャスト陣に注目が集まる。

『キングダム』では大沢たかお演じる王騎の再現度が絶賛され、ファンから高い評価を受けた。

『東京リベンジャーズ』では山田裕貴演じるドラケンの再現も話題になり、SNS上で盛り上がりを見せた。

実写化の再現度がヤバすぎたキャラ3選 「顔違うのに」「原作から抜けてきた?」

 マンガの実写化では、魅力的なキャラクターを再現するキャスト陣に注目が集まります。原作のキャラを忠実に再現されていると、ファンにとってもうれしいもので、なかには「まんま過ぎる」と絶賛を受けたキャラもいました。

●『キングダム』王騎(演:大沢たかお)

 中華統一を志す秦王「エイ政(演:吉沢亮)」と、天下の大将軍を目指す少年「信(演:山崎賢人))を中心に描かれた歴史ロマン作品『キングダム』(原作:原泰久)は、2019年に初めて実写映画化されて大ヒットし、2024年7月12日には第4作の『キングダム 大将軍の帰還』が公開されました。このシリーズで特に絶賛された大沢たかおさんは、かつての秦国六大将軍のひとり「王騎」を演じています。

 伝説的大将軍である王騎は、筋骨隆々とした体型や圧倒的な存在感でひときわ目を引くキャラです。「ンフゥ」「ココココ」といった独特な笑い方、話し方をはじめ、チャームポイントの分厚い唇など唯一無二の風貌で、原作ファンから「特に実写化が難しいのでは」と言われていました。

 ファンからは、トレーニングで20kg以上増量した見た目の再現度だけではなく、大沢さんの迫真の演技に「完全に目を持っていかれた」「原作からそのまま出てきたみたい」など、称賛の声があがりました。肉体改造に励みすぎて、衣装を4回以上作り直したそうです。

  大沢さんは「体を大きくすることは役を作る上での1~2割くらい」と語っています。肉体改造をしながら、1年ほどの準備期間に「王騎」というキャラクターを分析し、その魅力や精神性を突き詰める努力をかかさなかったそうです。トレーニングだけでなく、王騎を深く理解するために時間をかけて努力したからこそ、原作ファンも魅了する王騎が再現されたのでしょう。

●『東京リベンジャーズ』ドラケン(演:山田裕貴)

 半グレ同士の抗争に巻き込まれて死んだ元恋人を救うため、中学生時代とのタイムリープを繰り返す主人公の奮闘を描いた『東京卍リベンジャーズ』(原作:和久井健)は、2021年から実写映画が3作公開されています。

 こちらのシリーズもキャストの再現度が絶賛され、特に山田裕貴さん演じる「龍宮寺堅(通称:ドラケン)」は話題になりました。ドラケンは、主人公「花垣武道(演:北村匠海)」が所属する不良グループ「東京卍會」の副総長です。金髪に刈り上げという奇抜で強面な見た目ながら面倒見のいい兄貴肌で、硬派な一面や懐の深さから多くのファンを魅了しています。

 実写映画が公開されると、山田さん演じるドラケンは「はまり役すぎる」「みんなドラケン推しになるでしょってくらいカッコイイ」「原作で中学生(実写版では高校生)なのに、30過ぎの大人が演じてると思えないくらいそっくり」と、SNS上で話題になりました。山田さん自身が原作及びドラケンの大ファンだそうで、そのビジュアルを再現するために、地毛で挑戦することを申し出て側頭部を剃り、髪形を再現したそうです。その断髪式の様子は、YouTubeの「ワーナーブラザーズ 公式チャンネル」で観ることができます。

 また、もともと178cmある山田さんは長身なドラケンの体格を再現するため、さらに15cmのインソールを履いて撮影に臨んだことも明かされています。不良たちが入り乱れる激しいアクションシーンも多いなかでビジュアルまでぬかりなく再現され、ファンの絶賛する実写のドラケンが作り上げられました。