『THE3名様』シリーズ19年で初の完成披露イベント タキシード着用の佐藤隆太「スケールの大きい作品でしか着ない」

AI要約

映画『THE3名様Ω~これってフツーに事件じゃね~!?』の完成披露イベントが都内で行われ、キャストと監督が登壇。

『THE3名様』は深夜ファミレスでの会話を描いたカルト的なコメディシリーズで、新作映画が公開される。

完成披露イベントではタキシード姿のキャストがファンに感謝し、会場の拍手を喜ぶ様子が伝えられた。

 映画『THE3名様Ω~これってフツーに事件じゃね~!?』(8月30日公開)の完成披露イベントが14日、都内の劇場で行われ、俳優の佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史、メガホンをとった森谷雄監督が登壇した。

 石原まこちん氏によるコミックを原作とした『THE3名様』は、深夜のファミレスでフリーターの3人組が他愛のない会話を繰り広げる脱力系コメディーシリーズ。2005年に実写化第1弾となるDVDが発売され、2022年4月には12年ぶりの新作となる映画が公開。今年5月に新作ドラマが配信されるなど、カルト的な人気を誇る。

 この日はシリーズ19年にして初の完成披露イベントの実施。キャスト3人と森谷監督はタキシードと“正装姿”で登場した。佐藤は「タキシードなんて、めちゃくちゃスケールの大きい作品でしか着ない。まさか『3名様』で着ることがあるとは」と慣れない装いにソワソワ。塚本は岡田を指差すと「あなたに至っては髪形まで整えてきているじゃない」と指摘すると、佐藤が「(ロバート)デ・ニーロ的な存在感」とコメント。「お似合いですよ」「素晴らしい」とお互いに褒め合った。

 佐藤は「完成披露やるよと聞いて、ファンの応募の数によって会場のスクリーンどこでやるか決まるシステムだった。1番小さいスクリーンで60数人。みなさんがたくさん応募してくれたおかげで、1番大きなスクリーンでやることができた。ありがとうございます」と報告すると、客席から大きな拍手が起こった。

 すると、2年前の映画で各会場の「倍率」を発表していた“ミスター倍率”こと塚本が「これまでは1.2倍とか。きょうの倍率、なんと1.7倍! きょう310人くらいの観客がいて、応募はだいたい500人くらいだった」と発表。佐藤は「非常にありがたいけど、1点台を抜け出さないと……。2倍にならないと当たってないほうがレアになっちゃう」と複雑な反応を見せて笑わせた。