『海のはじまり』田中哲司、夏の実の父親役に 「物語に少しでも貢献できればうれしい」

AI要約

目黒蓮主演のドラマ『海のはじまり』第8話に田中哲司が出演することが発表された。

夏と父親の再会や親子の愛を描いた作品で、田中が演じる基春は重要な役柄として物語に影響を与える。

田中の久々の月9ドラマ出演で、物語に新たな展開が生まれることが期待される。

『海のはじまり』田中哲司、夏の実の父親役に 「物語に少しでも貢献できればうれしい」

 目黒蓮(Snow Man)主演のフジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』第8話に田中哲司が出演することが発表された。

 本作は、目黒も出演した『silent』(フジテレビ系)の脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデュース・村瀬健が再び集結し、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏(目黒蓮)と、突然自分の人生に現れた海(泉谷星奈)という2人の関係や、亡くなった彼女・水季(古川琴音)と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情を描いていく。

 田中が演じるのは夏の実の父親である溝江基春。これまで作中やTVer限定スピンオフドラマ『兄とのはじまり』の中でも、その存在は会話の中で幾度か言及されてきた。ただ、夏は幼少期に離別した実父の存在をあまり多く語ろうとせず、母のゆき子(西田尚美)も基春との離婚の経緯などその詳細を明かすことは無かったため、どんな人物像なのかずっとベールに包まれてきた。今はゆき子の再婚相手である和哉(林泰文)を実の父親のように慕い良好な関係を築いている夏。そんな夏が、基春と20年以上の時を経て再会を決意する。

 田中の月9ドラマへの出演は『ラヴソング』(2016年)以来8年ぶり。目黒とは今作が初共演となる。

 第8話以降、基春の登場により夏は新たに湧いて出る自らの感情と対峙していく。父とは、親子とは、家族とは。それぞれの“つながり”と夏はどう向き合っていくのか。

コメント

田中哲司

(撮影の合間に目黒さんとお話している中で)この基春は、作品上つくづく重要な役柄だと痛感しました。演じる際とても気が引き締まりましたし、物語に少しでも貢献できればうれしいです。ぜひ放送をご覧下さい

村瀬健(プロデューサー)

またしても、『海のはじまり』にすごい役者さんが加わって下さりました。田中哲司さん。数え上げたらキリがないくらい多くの作品で見させて頂いてきて、その圧倒的な存在感と強烈な個性に何度も惹(ひ)きつけられてきました。僕自身、ご一緒するのは今回が初めてだったのですが、衣裳合わせで初めてお会いし、演じて頂く役についてお話しさせて頂いた時点で、その佇まいと雰囲気に完全に魅了されてしまいました。田中さんに演じて頂くのは、目黒蓮さん演じる主人公・夏の実の父親・基春です。母・ゆき子(西田尚美)の再婚により和哉(林泰文)が新しい父となり、大和(木戸大聖)が弟になった夏は、それ以降、基春と会おうと思ったことはありませんでした。しかし、海(泉谷星奈)の存在を知り、自身が父であることがわかった今、初めて会ってみたいと思うようになります。夏の父親は、一体どんな人物なのか。第7話の最後に流れた次回予告やPRスポットに映った姿を見て、“え??”と驚いた方も多いのではないでしょうか。おそらく、夏の父親と聞いてイメージする“父親像”とはちょっと違う印象を感じたのではないかと思います。優しすぎる夏の実の父親は、どんな男なのでしょうか。このドラマの企画が立ち上がった最初の段階から田中さんをイメージして作り上げてきた夏の父・基春は、一体どんな人間なのか?いろいろと想像しながら来週の第8話を待っていて頂けたらうれしいです。きっと田中さんにお願いした意味を感じて頂けると思います。