【ライブレポート】9番街レトロ＆ナイチンが“大阪芸人スパルタ塾”受講、MVPはリアクション芸で奮闘したヤス
大阪芸人がスパルタ塾で洗礼を受けるイベントが開催された。9番街レトロとナイチンゲールダンスが大阪での活動に向けて指導を受ける。
先輩芸人たちによる指導の中、ロケ番組やリアクションの重要性などを学ぶ。後輩役演じやギャグに挑戦し、兼光タカシやオール巨人とのやり取りで笑いを生み出す。
イベントは「真夏のラフフェスin森ノ宮2024」の一環で、終了後の公演が視聴可能。来年1月にはお正月イベントも予告されている。
昨日8月11日に「大阪芸人！スパルタ塾！！！【生徒】9番街レトロ・ナイチンゲールダンスの夏期講習」が大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで開催され、東京・神保町よしもと漫才劇場を拠点に活動している9番街レトロとナイチンゲールダンスが大阪芸人の洗礼を受けた。
スパルタ塾・事務員（＝進行役）を藤崎マーケット田崎が務める中、まずはさっそく「おもしろ自己紹介」を求められたジャージ姿の9番街レトロとナイチンゲールダンス。彼らはこれから活躍の場を広げていくだろう大阪で失敗しないよう、兼光タカシに「NGK楽屋で師匠に可愛がられる芸人になるための講座」、藤崎マーケット・トキに「大阪でのロケ番組」、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルに「大阪で求められるリアクション」を教わった。
オール巨人に扮した兼光を相手に、一同はかわいい後輩を演じる。“面白く”座るよう促されると、ナイチンゲールダンス・ヤスは兼光の隣に座り、背もたれに手を回す。失礼にもなりうる荒業だったが、兼光は彼の膝にごろん。ヤスに優しく頭をなでてもらっていた。さらに4人は、ギャグやおかもちを使ったおもしろ登場などにも挑戦。オール巨人の声色を使っていた9番街レトロ・なかむら☆しゅんは「楽屋来なさい」と荒々しく連れて行かれたものの、「うれしい、弟子になれた」と親密になった様子で共にステージに帰還した。
クセのあるディレクター役でトキがムチャぶりするロケの練習のパートには、サプライズゲストとして白桃ピーチよぴぴが登場。ただでさえごちゃついていた舞台上がより一層混沌としていく。ナダルによるリアクションの授業では、箱の中身を当てるベタなゲームを実施。やったことがないというヤスが緩急をつけたリアクションを取りながら奮闘した結果、「カニだけでここまで遊べる」「一番（こういう企画から）遠い奴があそこまで笑いを取った」とMVPに選ばれた。
このイベントは8月10日（土）から明日13日（火）まで展開されている「真夏のラフフェスin森ノ宮2024」の公演のうちの1つ。最終日は「笑い飯の大喜利サマー」「令和ロマンとヨネダ2000の大阪フレンズ～なにわのおともだち計画～」「鉄板ネタを愛でる。～あの素晴らしいネタをもう一度～ Vol.2」が実施される。なお「大阪芸人！スパルタ塾！！！」を含む終了した公演の一部はFANY Online Ticketで見逃し配信中。また来年1月には「お正月プチラフフェス」の開催が予告されている。
