ボート競技に魅入られた大学生の狂気に満ちた物語『ノーヴィス』11月公開

AI要約

映画『ノーヴィス』は、大学女子ボート部のストーリーを描いた作品で、主人公アレックスとライバルジェイミーの熾烈な競争が描かれる。

監督はローレン・ハダウェイで、トライベッカ国際映画祭で3冠を達成し、高い評価を受けている。

主演女優のイザベル・ファーマンは過酷なトレーニングを行い、真摯な演技が評価され主演女優賞を獲得した。

ボート競技に魅入られた大学生の狂気に満ちた物語『ノーヴィス』11月公開

『セッション』のサウンドクリエイターを務めたローレン・ハダウェイ初監督作『ノーヴィス』(原題:THE NOVICE)が11月1日(金)より公開されることが決定した。

「困難だからこそ挑戦するのだ」…J・F・ケネディの言葉を胸に、大学女子ボート部の門を叩いたアレックス。猛烈に練習に励み、スポーツ万能な同期のジェイミーにライバル心を燃やしていく。上級生のケガでレギュラーの座がひとつ空いた時、その座を巡って熾烈な争いが繰り広げられる。レギュラー入りで得られる奨学金がどうしても必要なジェイミーは画策に走り、その座を奪取。出し抜かれたアレクッスは雪辱を果たそうとするが、その強すぎる執着心は次第に狂気を帯びていく…。

『セッション』や『ジャスティス・リーグ』などのハリウッド大作で音響を担当してきたローレン・ハダウェイが初監督を務め、自身の大学時代のボート競技経験を基に製作した本作。第20回トライベッカ国際映画祭で作品賞、主演女優賞、撮影賞の3冠を達成し、海外メディアからも高い評価を受けた。大手映画批評サイトRotten Tomatoesでは、満足度93%の高評価を獲得している。

主演を務めるのは、『エスター ファースト・キル』のイザベル・ファーマン。撮影前の6週間、毎朝4時半に起きて1日6時間の水上トレーニングを行い、過酷な撮影に耐えられる精神と肉体を手に入れたという。その妥協のない真摯な演技が評価され、トライベッカ国際映画祭で主演女優賞を受賞した。

この度解禁となった日本版予告編では、大学のボート部に入部したアレックスが、新入部員のためのオリエンテーションに参加している場面から始まる。コーチから徹底的に叩き込まれる身体の適切な使い方、そして追い詰められていくアレックスの姿が、終始ダークなトーンで切り取られている。

また、併せて解禁されたビジュアルには「漕ぎ続けろ。」というキャッチコピーとともに、主人公の止められない情熱が表現されている。公開に向けて、さらなる注目が集まりそうだ。

『ノーヴィス』は11月1日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。