石原軍団、現在では考えられない上下関係 良純が回顧「当時はすごく嫌だった」

AI要約

俳優の石原良純が石原プロモーションでの上下関係について振り返り、縦社会の厳しさや絆について語った。

石原は石原プロモーションでの苦労や困難を振り返りながら、40年経った今でもその時代のつながりを大切にしている様子。

舘ひろしとの密な関係に触れ、過去の大変さを語りながらも、お互いの支え合いが大事だったと述べた。

石原軍団、現在では考えられない上下関係 良純が回顧「当時はすごく嫌だった」

 俳優の石原良純が10日、関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演。かつて在籍した石原プロモーションでの上下関係について振り返った。

 1982年に20歳で軍団入りした石原は「石原プロで夜になると宴会があって、俳優部で酒を飲んで、夜中の12時におむすびが40個出てきて、渡(哲也)さんが1個食べて、舘(ひろし)さんが1個食べて、オレの前に30個あって。それを食べ終わらないと宴会が終わらないからって、食べるの面倒くさいから捨てに行ったのね。そうしたら舘さんが立ち上がって、トントントンって、“何で来たのかな”って思ったらボーンって殴られた。『お前はさっきから出たり入ったりしてるけど、この席が気に入らないのか』って(言われた)」と明かした。

 完全なる縦社会。大浴場でも「入るのは先輩が先、出るのは先輩が最後」のため、落ち着いて入浴できなかったという。ほかにも夜のお店では「よく言われたのが『おい、ホステスさんのお酒がない』って。“違うよなあ”って思ってたけど」と笑った。石原は「でもね、すごく嫌だったんだよ、当時は。大変だったし」と言いつつ、「だけど、そういうことって、皆さん持ってるようで持ってないね。それがあったから、40年経ってもそういう関係ができる。そのとき大変だったことが、どう、いつ生きるか分かんないなぁ」としみじみと語った。

 石原は「よく言うんだけど、舘さんにどうしても困ってるときに“車がなくて”って、“車買ってください”って言ったら買ってくれるよ。買ってくれる、買ってくれる。理由も聞かないで『わかった。お前が困ってるなら買ってやるよ(って)』」と断言。ナインティナイン・岡村隆史らは「うわぁ」と声を上げた。石原は「あの何年かがやっぱり密だったから。今は1年に1回ぐらいしかお会いしないけど」と絆(きずな)に触れた。岡村が「はあ~。すごいですよね。ホンマにその時代の 」と驚嘆すると、石原は「大変だったんだよ、そのときは」とこぼしていた。