柚希礼音「また魂が震える役を」、25周年で「感謝と感慨」 「REON JACK5」で宝塚メドレーも

AI要約

宝塚歌劇団出身の俳優・柚希礼音が東京でコンサート「REON JACK5」を開催し、25周年を祝う。

柚希は「REON JACK」を宝物と語り、客席降りや宝塚メドレーなど見どころも紹介。

柚希は退団後も様々な舞台に出演し、今後もさらなる挑戦を希望している。

柚希礼音「また魂が震える役を」、25周年で「感謝と感慨」 「REON JACK5」で宝塚メドレーも

 俳優で元宝塚歌劇団星組トップスター・柚希礼音のコンサート「REON JACK5」が9日、東京・ヒューリックホール東京で初日を迎えた。

 「REON JACK」は2016年から計4回開催され、今回は柚希の芸歴25周年を記念した公演に。取材で「『REON JACK』は私にとって宝物。節目の年にできるのは、お客さまのおかげです」と柚希。「今回は客席降りなどがふんだんにあり、宝塚メドレーもしっかりと盛り込まれています」と見どころをアピールした。

 1999年、宝塚歌劇団に入った柚希は「ラインダンスの時から舞台に立ち続けてきたと思うと感慨深い」と、25周年を迎えた心境をコメント。「いい時もあれば悪い時もあって、退団後も道に迷ったりしながら一歩一歩、進んできた」と振り返ると、「たくさんの皆さまがいつも私を支え、ここまで歩ませてくださったと思います。簡単な25年ではなかったけれど、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を込めた。

 退団後の出演作ではミュージカル「マタ・ハリ」が「魂が震えるほどの舞台」だったそうで、「また違った、そういう役に出会いたい」と希望した。今後については「踊りながら死ぬぐらい踊りたいと思いますし、さまざまな舞台に出演できたらいいな」と話していた。

 「REON JACK5」の東京公演は同所で11日まで。29日から31日まで大阪公演が行われる。