“賛否両論”『Nightingale -ナイチンゲール-』2024年夏予定アップデートで盛り返しはかる―「ゲームの現状にも全体的な評判にも満足していません」

AI要約

Inflexion Gamesが新作オープンワールドサバイバルクラフト、『Nightingale -ナイチンゲール-』の早期アクセス開始から半年経過し、CEOとディレクターが現状と今後の計画についてYouTubeで動画を公開。

『Nightingale』は評価が賛否両論で、開発チームは満足しておらず、シングルモードの実装や生活面の品質向上を重点的にアップデート。

建築制限の上限を緩め、プレイヤーのクリエイティビティを引き出すアップデートを今夏の終わりまでに実装予定。

“賛否両論”『Nightingale -ナイチンゲール-』2024年夏予定アップデートで盛り返しはかる―「ゲームの現状にも全体的な評判にも満足していません」

Inflexion Gamesが新作オープンワールドサバイバルクラフト、『Nightingale -ナイチンゲール-』のPC向け早期アクセスを開始したのは、2024年2月21日のこと。それから半年が経過した8月3日、同社CEOとディレクターの2名が現状と今後の計画についてYouTubeで動画を公開しました。

直近のSteamレビューこそ「やや好評」を獲得している『Nightingale』ですが、全体評価としては「賛否両論」という状況の本作について、CEO・Aaron Flynn氏とアート&オーディオディレクター・Neil Thomson氏の2人は、「ゲームの現状に満足していません。全体的な評判にも満足していません。プレイヤー数にも満足していません」と述べています。

Steamレビューや公式Discordチャンネルに寄せられる耳の痛くなる批評などを受け止め、5月頃からの3カ月間は特に要望の多かったシングルモードの実装、サバイバルゲームにおける生活面の品質を向上させるアップデートを行ってきたとのこと。また、Thomson氏によれば、マップ無限生成が可能な本作は“オープンワールド過ぎる”ため、「ユーザーがプレイ目標を自然に見つけたり、設定するのが難しくなりすぎた」とし、今後は遊びの中でゲーム全体でどの程度の進行にいるのか、次の目標へのステップなどを分かりやすく伝えられるよう、「Gaslamp fantasy(※)」というゲームのコンセプトは壊さず維持したまま、アップデートしていくとしています。

※Gaslamp fantasy:19世紀または20世紀初頭のヨーロッパをイメージした舞台設定で、スチームパンクと魔法の要素を混在させたような、歴史ファンタジーのジャンルの1つ

また、他のサバイバル系ゲームに比べて少し物足りなかった建築に関して、“ようやく”建築制限の上限をゆるめ、今までより物理的な意味で大きくそしてプレイヤーのクリエイティビティを発揮可能にするアップデートを、今夏の終わりまでには実装したいと考えているようです。

『Nightingale -ナイチンゲール-』はSteamとEpic Gamesにて早期アクセス中です。