笑福亭喬明 落語会のトリでボヤキ「お兄さん方はいいじゃないですか、いくらでもネタありますもん」

AI要約

笑福亭喬明、笑福亭呂翔、笑福亭喬路、笑福亭喬龍が大阪で若手落語会に出演。

公演名は「ガオガオメーメーと呂翔 喬路の愉快な落語会」に決定。

喬明がトリを務め、最近泣いたエピソードも明かす。

笑福亭喬明 落語会のトリでボヤキ「お兄さん方はいいじゃないですか、いくらでもネタありますもん」

 落語家の笑福亭喬明、笑福亭呂翔、笑福亭喬路、笑福亭喬龍が5日、大阪・DAIHATSU心斎橋角座で行われた若手落語会「ガオガオメーメーと呂翔 喬路の愉快な落語会」に出演した。

 今回の公演名は、喬龍と喬明が昨年3月にラジオ大阪で1か月限定の冠番組で使ったユニット名「ガオガオメーメー」を採用。

 落語会では今回、呂翔が「近日息子」、喬龍が「ご乱心」、喬路が「ガマの油」を披露し、トリを務めた喬明は「牛ほめ」を演じた。

 喬明は2021年3月に落語家・笑福亭喬介に入門。明るく元気な落語がウリだが、24年5月に年季明け(修業期間が終わること)したばかりで、前座を務めることが多い。

 それだけに喬明は「(今回は)トリです。お兄さん方はいいじゃないですか、いくらでもネタありますもん。私、手で数えるほどしかない」とぼやいた。

 初高座の思い出について「うちの師匠がめっちゃ考えてくれたんです。『小さな寄席だと、もしかしたらなくなってしまうおそれがあるから、初高座をここでしましたって言っても分からへん』。だから、絶対になくならないであろう西宮神社でさせていただきましたね」と語り、演目は「犬の目」を披露したと振り返った。

 最近泣いた話を聞かれると「今日の朝(泣いた)。師匠の家にチラシを取りに行った時に1000枚の束を足の上に落として、ガチ泣きしました」と明かし、集まった観客を笑わせていた。