なぜ“まほプリ”やモフルンが登場したのか? 劇場版『わんだふるぷりきゅあ!』に込められたメッセージ

AI要約

プリキュアシリーズの最新映画『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』が9月13日に公開される。

作品では初めて"犬"のプリキュアが登場し、キュアワンダフルとキュアフレンディがゲームの世界で謎の生物"ガルガル"と戦う展開が描かれる。

注目のポイントは『魔法つかいプリキュア!』のモフルンの登場で、彼の奇跡の力がキュアワンダフルたちのピンチを救うシーンもある。

なぜ“まほプリ”やモフルンが登場したのか? 劇場版『わんだふるぷりきゅあ!』に込められたメッセージ

「プリキュア」シリーズ映画最新作『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』が、9月13日(金) より公開される。

『わんだふるぷりきゅあ!』はシリーズ史上初となる、“犬”のプリキュアが誕生した作品。アニマルタウンで暮らす飼い犬・キュアワンダフル/犬飼こむぎと、動物が大好きな飼い主の女の子・キュアフレンディ/犬飼いろはがプリキュアとして、心がガルガルしている謎の生物“ガルガル”を力を合わせて助けていく。

映画ではゲームの世界を舞台に、キュアワンダフルたちが大奮闘。ゲームの世界に入り込みキュートなサイズになったプリキュアや、二足歩行で走り出すこむぎたちの姿がCGで描かれるなどTVシリーズとはひと味違う新鮮な姿を楽しめるほか、『ひろがるスカイ!プリキュア』『魔法つかいプリキュア!』ら“歴代プリキュア”も登場する。

シリーズの垣根を超えたプリキュアたちの豪華共演に期待が高まる中、大きな話題を集めたのが『魔法つかいプリキュア!』のモフルンだ。ゲームの世界で難易度の高いゲームに挑むも、絶体絶命のピンチに追い込まれるキュアワンダフルたちの前にモフルンが現れるシーンが公開されると、SNSでは「みんなのアイドルにしてみらいちゃんの大親友モフちゃん登場!」「わーーー!!!モフルンだーーー!!!❤️❤️❤️❤️❤️」と期待の声が上がった。

奇跡の力で話すことができるようになり、主人公・朝日奈みらい(キュアミラクル)のパートナーとして活躍するモフルンは、『魔法つかいプリキュア!』で多くの人に愛され続けているキャラクター。プロデューサーの舟腰優子は、モフルンをはじめとする『魔法つかいプリキュア!』の登場を決めた 理由について「『わんぷり』を観ている子供たちが動物を飼いたくなっているかもしれない、でもいろいろな事情で飼うことができない子もいるだろうと想像していた中で、どのシリーズのプリキュアに出てもらうのがいいだろうかと考えた時に、『まほプリ』にはモフルンがいたなと思いました」と明かす。

元々はぬいぐるみだったモフルンが“奇跡の力”で話せるようになり、みらいのパートナーになったことを思い出したという舟腰は、「(動物ではないモフルンのような)ぬいぐるみや、おもちゃ、ゲームのキャラクターとも心は通じているんだよということを伝える役割を担ってもらいたいという思いがありました。『まほプリ』の起用にはそういった想いも含まれています」と振り返り、今回の登場に隠された狙いを告白した。

さらに、本作では『魔法つかいプリキュア!』とともに登場する『ひろがるスカイ!プリキュア』の活躍も見逃せない。TVシリーズをプロデューサー補として担当していた舟腰も成長した彼女たちの活躍に期待を寄せていたといい、「TVシリーズのその後のみんなの様子が感じられるような登場にしたいなと思って進めていきました。“相変わらずの関係性なのかな?”とか、『ひろプリ』ファンの方もそういった目線で楽しんでいただけると思います」とコメント。

舟腰の意図を汲んだキャラクターデザインを手がける宮谷里沙は、「本作で初めて先輩という立場になったキュアスカイはキリっと強い感じを出しました」とキャラクターデザインにおけるポイントについても触れており、シリーズから応援していたファンにとって懐かしい掛け合いや、頼もしく成⻑した姿を楽しむことができる作品となっている。

<作品情報>

『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』

2024年9月13日(金) 公開