「汗も涙も流した」私たち 向陽台中が最優秀賞 宮城県吹奏楽コン

AI要約

第67回県吹奏楽コンクールの中学生の部が3日に開催され、4校が東北大会出場を決めた。最優秀賞は仙台市立向陽台中学校が受賞した。

最優秀賞の受賞校は7回全国大会に出場する強豪校であり、生徒たちは普通の中学生だと話している。

受賞校の部員は日々練習に励み、努力の結果だと喜びを表している。

「汗も涙も流した」私たち 向陽台中が最優秀賞 宮城県吹奏楽コン

 第67回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)は3日目の3日、仙台市泉区の仙台銀行ホールイズミティ21で中学生の部があり、4校が東北大会出場を決めた。最優秀賞にあたる「海鋒義美(かいほこよしみ)賞」は仙台市立向陽台中学校が獲得した。東北大会は25日に秋田市で開催される。

 3日の結果は次の通り(◎が東北大会出場)。

【中学生の部】

 金賞=仙台市立宮城野、◎仙台市立五橋、仙台市立北仙台、仙台市立上杉山、仙台市立八木山、仙台市立東仙台、◎塩釜市立第一、◎仙台市立向陽台、仙台市立錦ケ丘、◎仙台市立第一▽銀賞=名取市立増田、利府町立利府、仙台市立吉成、宮城県古川黎明、東松島市立矢本第二、仙台市立郡山、仙台市立高森、仙台市立西山、大和町立宮床▽銅賞=仙台市立高砂、石巻市立蛇田、登米市立中田、大河原町立大河原、角田市立角田、仙台市立柳生

 最優秀賞の海鋒義美賞が発表され、観客席の向陽台中の生徒たちがわいた。全国大会に7回出場する強豪校だが、本人たちは「いたって普通の中学生」という。部長の古山未紗季さん(3年)は「わちゃわちゃしながらもメリハリを大事に。毎日朝から晩まで楽器を吹いて、汗も涙も流したからこその結果だと思う」と喜んだ。