エアロスミス、ツアー活動から引退 スティーブン・タイラーの声帯損傷が回復せず… 「悲痛で難しい決断」

AI要約

米人気ロックグループ、エアロスミスが公式SNSを通じ、ツアー活動から引退することを発表。

ボーカルのスティーブン・タイラーの声帯損傷が回復せず、今後はツアー活動を行わないことを決定。

エアロスミスは1973年にデビューし、日本でも人気が高く4大ドームツアーなども行っていた。

エアロスミス、ツアー活動から引退 スティーブン・タイラーの声帯損傷が回復せず… 「悲痛で難しい決断」

 米人気ロックグループ、エアロスミスは3日、公式SNSを通じ、ツアー活動から引退することを明らかにした。

 ボーカルのスティーブン・タイラー(76)の声帯損傷が回復しないことから、今後はツアー活動を行わないことを決めたという。同グループは昨年9月、タイラーが声帯を痛めたとして予定していたツアーの延期を発表していた。

 公式SNSは「スティーブンの声は他に類を見ない楽器です。彼は何カ月も休むことなく、けがをする前の声を取り戻そうと努力してきました。最高の医療チームがそばにいてくれたましたが、声のけがから完全に回復するのは不可能であることは明らかです。私たちはツアーステージから引退するという悲痛で難しい決断をしました」などと報告した。

 タイラーやギターのジョー・ペリー(73)らがメンバーの同グループは1973年にデビュー。「トレイン・ケプト・ア・ローリン」「ウォーク・ディス・ウェイ」「ミス・ア・シング」などのヒット曲がある。2001年に「ロックの殿堂」入りし、グラミー賞を4度獲得。日本でも人気が高く、1977年に初来日して以降、4大ドームツアーなども行い、近年では2013年に名古屋・日本ガイシホールなどで公演を行った。