紀藤正樹弁護士 堀井議員“裏金”でスーツなど数百万円、私的流用疑惑に「これは堀井氏だけなのか?」
弁護士・紀藤正樹氏が、堀井学衆院議員が公選法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けたことを指摘。
堀井氏が自民党安倍派から受領した還流金を私的流用した疑いが浮上。特捜部が捜査を進めている。
堀井氏の香典配布に関する供述も判明し、紀藤氏は他にも同様の行為があるか疑問を示している。
弁護士・紀藤正樹氏(63)が24日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。選挙区内の有権者に香典を渡したとして、堀井学衆院議員(52)=自民離党、比例北海道=が公選法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けたことに言及した。
堀井氏が、自民党安倍派から受領した還流金のうち数百万円をスーツ代やサウナ利用代などに私的流用した疑いがあることが22日までに判明。特捜部は安倍派の政治資金パーティー裏金事件の捜査過程で、違法性が疑われる資金の流れを把握したとされ、私的流用についても裏付けを進めているもよう。
また、堀井氏が特捜部の任意の事情聴取に対し、香典配布を違法と認識しながら秘書らに指示したと認める供述をしたことも判明。香典額は少なくとも数十万円に上るとみられる。
紀藤氏は「これは堀井氏だけなのか?」とつづった。