宝塚宙組、1年1か月ぶりの東京宝塚劇場公演が明日開幕。トップスター芹香斗亜「誠心誠意、感謝の気持ちを込めて」

AI要約

 宙組の通し舞台稽古が行われ、約1年1か月ぶりの東京宝塚大劇場公演が始まる。

 公演は名曲を中心に展開される特別なレビューで、昨年中止になった公演から復帰した宙組が再び舞台に立つ。

 トップスター芹香斗亜は明日の初日に向けて準備を整え、全47公演が予定される東京公演に意気込む。

宝塚宙組、1年1か月ぶりの東京宝塚劇場公演が明日開幕。トップスター芹香斗亜「誠心誠意、感謝の気持ちを込めて」

 宝塚歌劇宙組「Le Grand Escalier ―ル・グラン・エスカリエ―」(作・演出、齋藤吉正)の通し舞台稽古が19日、東京宝塚大劇場で行われた。宙組の同劇場公演は、昨年6月以来、1年1か月ぶり。

 宙組は昨年9月30日に娘役Aさんの転落死により公演が中止になったが6月20日に約9か月ぶりに宝塚大劇場で公演を再開させた。今作は創立110周年の歌劇団を代表する名曲を中心にノンストップで約80分間、レビューだけで展開する特別公演。この中には1998年3月の宙組旗揚げ公演「エクスカリバー」の楽曲「未来へ」を皆で歌う場面も出てくる。

 トップスターとして東京宝塚劇場の“お披露目”となる芹香斗亜(せりか・とあ)は、「明日の初日に向けて、身の引き締まる思いがしております。誠心誠意、感謝の気持ちを込めて、舞台をい勤めてまいります」とコメントした。宝塚では10日間(休演日除く)、全15公演だったが、東京は20日から8月25日まで全47公演が予定されている。