『密輸 1970』にSNS熱狂「韓国映画の面白さ全部盛り」「最高のシスターフッド映画」で「想像以上にサメ映画」!?

AI要約

昨年の第44回青龍映画賞を受賞した『密輸 1970』がついに日本公開。

物語は1970年代半ばの架空の韓国漁村で展開し、海女たちが密輸品を巡る大勝負に挑む。

海中アクションや女性キャラクターたちの活躍に観客が熱狂している。

阪元裕吾監督や観客から絶賛される作品であり、SNSでも話題になっている。

『密輸 1970』は新宿ピカデリーを含む全国で公開中。

『密輸 1970』にSNS熱狂「韓国映画の面白さ全部盛り」「最高のシスターフッド映画」で「想像以上にサメ映画」!?

昨年の第44回青龍映画賞にて作品賞、助演男優賞(チョ・インソン)など4冠に輝き、サマーシーズンの韓国で大ヒットした『密輸 1970』が、先週末7月12日より約1年越しで日本公開。

すると、2人の女子のモラトリアムな日常と本格アクションを融合させた『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで知られる阪元裕吾監督が、「今年ベストでマジでおもろいので是非皆さん見てください。僕はこういう作品を見るために映画館に行っています。圧倒的です。面白すぎて死にます」と“熱量たっぷり”にX(旧Twitter)に投稿するなど、口コミから盛り上がりを見せている。

舞台は1970年代半ば、架空の韓国の漁村クンチョン。地元の海女さんチームのリーダー・ジンスク(ヨム・ジョンア)、その親友チュンジャ(キム・ヘス)は、ベトナム戦争帰りの密輸王クォン(チョ・インソン)、成り上がりチンピラのドリ(パク・ジョンミン)、税関のジャンチュン(キム・ジョンス)の思惑が絡むなか、情報通の喫茶店マダム、オップン(コ・ミンシ)とともに、海底に沈められた密輸品をめぐって人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていく。

『モガディシュ 脱出までの14日間』や『ベテラン』などのヒットメーカーリュ・スンワン監督が実話から着想を得て作り上げたとあって、SNSには「度肝抜かれる海洋アクション、韓国映画の面白さ全部盛り エンタメなのにラストにはしっかり泣かされる」「クライム、バイオレンス、シスターフッドetc...と要素がてんこ盛りなのに話が散らからずに超面白い」「バイオレンスな韓国ノワールと近年のシスターフッド映画の流れが交わってこれほどのド傑作が爆誕するとは」と、その盛りだくさんな内容に圧倒される声が続々。

そして、「『オーシャンズ8』好きは好きになる」「海女さんたちの泳ぎっぷり、とっても勇ましくてカッコイイ」「水中ではヤクザより海女のほうが強い」「虐げられてきた海女さん達のワンスアゲインを見逃すな!」「最高のシスターフッド映画」との声も上がるように、キム・ヘスやヨム・ジョンアをはじめとする海女さんたちの活躍にシビれる方が多数。

“あんたが悪い”、“そう私が悪かった。でも本当の悪党は…”とばかりに、主人公2人の湿っぽくない友情と海女たちの連帯で絶体絶命の大ピンチを乗り切る海中アクションにも絶賛の声が上がっている。

さらには、全編に流れるK-POPとはまるで趣の異なる韓国歌謡曲(トロット)の粋さ、昭和の世界を想起させる70年代のレトロファッションやヘアメイクなどへの言及とともに、「サメ最強」「想像以上にサメ映画」「今年夏のサメ映画は、『温泉シャーク』と『密輸1970』だそう」など、“サメ映画”としての魅力も注目を集めている。

『密輸 1970』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。