BE:FIRST、ダンス企画に呼ばれ続ける理由は? 昨年話題になった『音楽の日』コラボに向けて

AI要約

 今年の『音楽の日』は豪華な出演者やスペシャルダンス企画で盛り上がる予定。18組の人気グループがグループ対抗ダンスバトルに挑み、100人以上のシンクロダンスや個人バトルも予定されている。

 BE:FIRSTは高いパフォーマンスクオリティと幅広い楽曲カバー力で注目を集めており、特にSOTAのダンスパフォーマンスが際立っている。さまざまなジャンルの楽曲やダンスに挑戦し続け、確固たるポジションを築いている。

 グループは垣根を越える活動を体現しており、J-POPシーンに革新をもたらしてきた。今後も驚きと刺激を提供し続けることが期待されている。

BE:FIRST、ダンス企画に呼ばれ続ける理由は? 昨年話題になった『音楽の日』コラボに向けて

 7月13日に『音楽の日』(TBS系)が放送される。今年も豪華な面々の出演が発表され、番組が盛り上がるのは想像に難くない。そして、昨年に引き続きスペシャルダンス企画も放送される。今年のテーマは「垣根は越えた!今度はバトルだ!」。グループ対抗ダンスバトルでは、18組の人気グループが大ヒット曲それぞれで振り付けし、披露していくそう。ラストには総勢100人以上がシンクロダンスをするだけでなく、1on1ダンスバトル、s**t kingz選抜ダンスショー、ダンス界のホープ ダンスショータイムも。大いに盛り上がりそうだ。

 その中には、もちろんBE:FIRSTの名前もある。振り返ってみると、昨今BE:FIRSTはこうした企画に引っ張りだこ。その理由はどこにあるのだろうか。

 まず、「クオリティの高いパフォーマンスができるから」という理由は言わずもがなだろう。もちろんメンバー全員のレベルは高いが、中でもSOTAがいることが大きいように感じられる。5月27日に放送された『THE DANCE DAY』(日本テレビ系)決勝大会のハーフタイムショーで、SOTAはRIEHATAとともに『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』でも披露した「Back On The Stage」をパフォーマンスしていたが、広いステージに2人だけとは思えないほどの迫力でであった。様々な場面でSOTAの世界レベルのダンスを見せられるのは、BE:FIRST=ダンスが上手いとアピールできている要因の一つになっているはずだ。

 さらに、BE:FIRSTはこれまでどんな曲でもモノにしてきている。テレビ番組で自分たちの楽曲を披露することはもちろん、様々な楽曲をカバーしてきた。2023年11月21日放送『うたコン』(NHK総合)では久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」、2023年12月6日放送『2023FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系)では宇多田ヒカルの「Automatic」をカバーし、当時大きな話題になっていた。また、筆者個人としては2023年9月29日放送の『ミュージックステーション』3時間スペシャル(テレビ朝日系)での「ディズニーSPステージ」にて、全編英語詞のまま披露した「フレンド・ライク・ミー」も印象深い。どんなジャンルの楽曲もモノにしているわけだが、歌だけでなくもちろんダンス面でも同じことが言える。例えば、前述した「フレンド・ライク・ミー」はオリジナル振り付けでパフォーマンス。難易度の高い歌に加え、ミュージカル調のダンス、パフォーマンスを自分たちらしさを出しながらやりきっていた。他にも、公式TikTokアカウントでは様々なアーティストの曲を踊るコラボダンス動画や、他のアーティストの楽曲に合わせて踊るダンス動画がアップされている。しっかりと曲の世界観に入って表現をしてる上に、一緒に踊る人と雰囲気を合わせてることもわかるだろう。7月1日に配信リリースされたATEEZとのコラボ楽曲「Hush-Hush」もその例の一つだ。また、『THE MUSIC DAY』ではKing & Prince・髙橋海人、KAITAとSOTAがダンスコラボを披露。幼馴染という関係性もあって、バイブスが完全一致していた。こうして、ダンスにおいても確固たるポジショニングをBE:FIRSTは示し続けているのである。

 また、「垣根を越える」を体現したグループだからという理由も大きいはずだ。これまで多くの壁を取り払い、質の高いエンターテインメントを示してきた彼らが、垣根を越えたコラボ企画にいなくていいわけがない。確実にJ-POPシーンに革命を起こしてきたBE:FIRST(と、SKY-HI)。今後も見る人を驚かせ続けてくれるのだろう。まずは、『音楽の日2024』でのパフォーマンスを目に焼き付けたい。