蘭華、ニューアルバム収録曲「遺書」ミュージックビデオ公開

AI要約

シンガーソングライターの蘭華が13日、社会的なメッセージを込めたアルバム『遺書』からタイトル曲「遺書」のミュージックビデオを公開した。

家族愛、故郷、人生、命、平和をテーマにした普遍的な歌詞の世界が、これまでも世代を越えて幅広く支持されてきたが、昨年末に発売したニューアルバム「遺書」は、SNSでの誹謗中傷、いじめやパワハラ、ひきこもり、鬱などの社会的な問題に正面から向き合い、自身も体験した現代の闇に鋭い視点で切り込んだメッセージの数々を曲にした社会への問題定義を問う意欲作。

タイトル曲の「遺書」は、3年前に誹謗中傷を苦に自ら命を絶った親友が蘭華に残した一通の手紙から生まれた曲で、親友を救うことができなかった蘭華の苦悩と後悔が表現されている。

蘭華、ニューアルバム収録曲「遺書」ミュージックビデオ公開

 シンガーソングライターの蘭華が13日、社会的なメッセージを込めたアルバム『遺書』からタイトル曲「遺書」のミュージックビデオを公開した。

 家族愛、故郷、人生、命、平和をテーマにした普遍的な歌詞の世界が、これまでも世代を越えて幅広く支持されてきたが、昨年末に発売したニューアルバム「遺書」は、SNSでの誹謗中傷、いじめやパワハラ、ひきこもり、鬱などの社会的な問題に正面から向き合い、自身も体験した現代の闇に鋭い視点で切り込んだメッセージの数々を曲にした社会への問題定義を問う意欲作。生きることに悩み、苦しんでいる人達を一人でも多く救いたいという願いが込められている。

 タイトル曲の「遺書」は、3年前に誹謗中傷を苦に自ら命を絶った親友が蘭華に残した一通の手紙から生まれた曲で、親友を救うことができなかった蘭華の苦悩と後悔が表現されている。生前、彼女から「いつの日か、誹謗中傷やいじめで悩んでいる人達を救う歌を作ってほしい」との思いも託されていた。

 そんな親友との実話をもとに綴られた「遺書」のミュージックビデオが完成し、YouTube徳間ジャパンコミュニケーションズ公式チャンネルで、彼女の月命日である7月13日0時に公開された。

 今回、ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏が、2019年に設立した遺書動画を誰でも簡単にのこせるアプリ「ITAKOTO」を提供する株式会社itakotoとのタイアップの一環として、コラボによるミュージックビデオが完成。

 「遺書」の実話に基づくストーリーを、晴天の青空、紺碧の海、夕暮れの大自然と情景溢れる映像美で表現し、船山基紀氏による切ないアレンジも相まって、よりドラマチックに涙を誘う作品となった。

 ※itakotoとは、『この世から、心のこりをなくしたい』というビジョンを掲げ、大切な人と遺書動画を共有しようという日本初の動画による本格的な遺書動画サービスを運営する会社。

蘭華「遺書」ミュージックビデオ

Executive Producer : Toon Iga(伊賀都温)

Director : Ryosuke Sasaoka(笹岡良輔)

Cinematographer : Yudai Kuwahara(桑原雄大)

hair makeup artist : Yua(優愛)

【蘭華メッセージ】

 大好きだった親友へ捧げた「遺書」のミュージックビデオが完成しました。

 誹謗中傷を苦に自ら命を絶ってしまった彼女が、この世を去る時に私に残してくれた一通の手紙~私が生まれた初めて手にした遺書~は、とてもショッキングで悲しいものでしたが、たった数行の中に、彼女が最後に伝えたかったであろう私への感謝とエールと愛情が込められていました。もう直接伝えることも返信することもできない想いを歌詞とメロディーに綴り、天国にいる彼女に届けたいという気持ちで作り上げました。この楽曲には、悲しい出来事によって傷付き、尊い命を落とす人や、遺されて悲しむ人達がいなくなってほしいという祈りも込められています。荘厳で切なくドラマティックなアレンジに仕上げてくださった船山基紀先生に感謝です。

 今回、itakotoチームとの初めてのコラボとなりましたが、ミュージックビデオ制作時に「遺書動画」も作らせて頂きました。私は誰にメッセージを残したいのだろう?と考えた時に思い浮かぶ人が、今の私にとって大切な人なのだと気付かされました。そして、生きているうちに愛する者へ遺す、優しく前向きなメッセージ、遺されたものが悲しみと共に愛情をも感じ取れる、決してネガティブではない「遺書」の存在もあることを知りました。「遺書」という楽曲が生まれたことで出逢えた素晴らしいご縁と巡り合わせに感謝です。