三谷幸喜氏 新作映画ラストはミュージカル「一度原点に戻って、思い切り演劇的な映画を」

AI要約

新作映画「スオミの話をしよう」にミュージカルシーンが登場することが明らかになった。出演者やストーリーの一部が解禁され、三谷氏が意欲的なコメントを残している。

三谷氏は今回の作品で演劇的な要素を取り入れ、限りなくワンシチュエーションに近いセリフ劇を表現したいと語っている。エンディングにはオリジナルナンバーのミュージカルシーンが用意されている。

長澤まさみや西島秀俊、松坂桃李ら出演者は歌とダンスの特訓に取り組み、三谷氏の指導のもとで準備を進めている。稽古の様子についても感動や笑いが交じり合う様子が伝えられている。

三谷幸喜氏 新作映画ラストはミュージカル「一度原点に戻って、思い切り演劇的な映画を」

 脚本家・三谷幸喜氏による新作映画「スオミの話をしよう」(9月13日公開)にミュージカルシーンがあることが8日、分かった。瀬戸康史(36)、宮澤エマ(35)、戸塚純貴(31)の出演が解禁されるとともに、ミュージカルシーンのビジュアルが公開された。

 主演の長澤まさみ演じる大富豪の妻・スオミを巡るミステリー。三谷氏は本作について「一度原点に戻って、思い切り演劇的な映画を作ってみよう、限りなくワンシチュエーションに近いセリフ劇をやりたいと思ったところが出発点」と明かし、カーテンコールとしてエンディングをミュージカルにしたと説明する。

 三谷氏作詞のオリジナルナンバーを披露しており、メインボーカルを務めた長澤はクランクインの1カ月以上前から歌とダンスを特訓。スオミの元夫役の西島秀俊や松坂桃李らも稽古を重ね、三谷氏は「踊っている姿がイメージできない西島さんや松坂さんが必死に踊りの稽古をしている姿は、それだけで感動的で、本当に申し訳ないけれどそれだけで笑ってしまうんです」と回想した。