長澤まさみら豪華キャスト9人がミュージカルシーンで圧巻の歌&踊り 瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演も発表 映画「スオミの話をしよう」

AI要約

女優長澤まさみ(37)の主演映画「スオミの話をしよう」で、主要キャストがミュージカルシーンに挑戦。

映画は大富豪の妻・スオミが失踪し、元夫や現在の夫がスオミの行方を追うミステリーコメディー。

注目のミュージカルシーンではドレス姿の長澤を含む出演者が圧巻のパフォーマンスを披露し、三谷監督が作詞した「ヘルシンキ」というナンバーが歌われる。

新キャストも明らかになり、瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴がそれぞれ異なる役柄で登場。出演者たちは三谷監督の演出を楽しみながら撮影に臨んだ。

長澤まさみら豪華キャスト9人がミュージカルシーンで圧巻の歌&踊り 瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演も発表 映画「スオミの話をしよう」

 女優長澤まさみ(37)の主演映画「スオミの話をしよう」(三谷幸喜監督、9月13日公開)で、長澤ら主要キャストが勢ぞろいしてミュージカルシーンに挑んだことが8日、分かった。新たに瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴が出演していることも明らかとなり、3人を含む9人の出演者が歌い、踊る圧巻のパフォーマンスを披露している。

 今作は大富豪の妻・スオミ(長澤)が行方をくらますことから始まるミステリーコメディー。失踪を知り、夫が住む豪邸にスオミの元夫らが集結し、スオミの行方に右往左往する。

 注目のミュージカルシーンは終盤にお目見えする。三谷監督は「全体が舞台劇に近い作りなので、エンディングはカーテンコールという意味で、出演者が歌って踊るかつてのMGMミュージカルふうの形式にしたい」と発案。ドレス姿の長澤がメインボーカルを務め、タキシードに身を包んだ坂東彌十郎や西島秀俊らのパフォーマンスは必見。全員で歌うミュージカルナンバーのタイトルは「ヘルシンキ」で、三谷監督が作詞した。

 ミュージカルに出演経験もある長澤だが、クランクインの1カ月以上前から歌とダンスの特訓を重ねた。長澤は劇中でパワフルな歌声を披露しており、三谷監督は「長澤さんの圧巻のパフォーマンスとキャストそれぞれの個性が輝くダンスで。ミュージカルシーンは間違いなく今作の注目シーン」と自信を見せている。

 今回明らかとなった新キャストのうち、瀬戸は西島演じる刑事の有能な部下・小磯杜夫、宮澤は常にスオミの近くにいる神出鬼没な女・薊(あざみ)、戸塚は坂東演じるスオミの現在の夫の世話係・乙骨直虎役で登場。三谷監督の映画には初出演となる瀬戸は、台本を初めて読んだ時、演じるキャラクターは「とても難しい立ち位置にいる役」と感じたと言うが、「三谷さんの演出が入ると自然とカラダが動くというか、いつものように三谷さんに良い意味で遊ばれ、そんな不安も自然と消えていきました」と撮影を振り返った。

 映画「記憶にございません」(2019年)で初めて三谷作品に参加した宮澤は「三谷さんのアイデアはどこから浮かんでくるのか分かりませんが、絶対に応えたい!という気持ちのもと、スタッフ、キャストが一丸となり本当に笑いの絶えない現場でした!」、瀬戸と同じく三谷監督の映画に初めて出演する戸塚は「恋愛ドラマでもなく、バイオレンスアクションでもなく、ミステリーでもシリアスでもなく、混沌(こんとん)ではなく、『三谷幸喜』というジャンル」と表現し、出演を喜んだ。