「忖度がエグイ」工藤静香「好感度気にしない」発言も日テレ音楽番組の“接待演出”に視聴者が抱く違和感

AI要約

7月5日放送の『バズリズム02』に出演した工藤静香の街の声調査が波紋を呼んでいる。

視聴者からの反応やテレビ局の演出に対する意見が分かれている。

工藤静香のテレビ出演に関する様々な視点が取り上げられている。

「忖度がエグイ」工藤静香「好感度気にしない」発言も日テレ音楽番組の“接待演出”に視聴者が抱く違和感

 7月5日放送の『バズリズム02』(日本テレビ系)に出演した歌手の工藤静香だが、そこで流れた「街の声」が波紋を呼んでいる。

 MCのバカリズムと、工藤がスタジオでトークするなかで、「工藤静香ファンってどんな人?」をテーマにおこなった街頭での“イメージ調査”のVTRが流れた。

 東京の原宿、有楽町、表参道などで集めた街の声は、「ジムで腹筋や背筋を鍛えていそう」「毎朝、オレンジを食べていそう」「子どもの行事やお迎えも完璧にこなしそう」といった、工藤の“完璧ぶり”を印象づけるような内容が多かった。

 これに対して、当初は「私はたぶん、合わないやつだと思う」と謙遜し「好感度とか気にして生きたことない」と、企画内容にツッコミを入れていた工藤。

 ところが、VTRを見た工藤は、意外にも「好感度がいい!」と大喜びだった。

 しかし、この放送内容を報じたYahoo!ニュースのコメント欄では、この様子に疑問を投げかける声が多くあがった。

《日テレの忖度がエグイですね。そして工藤さん、もっと周りを気にして生きた方が良いですよ》

《そりゃアンチ向きな回答は全てボツでしょうよ》

《テレビ局の工藤静香の持ち上げ方が気持ち悪く感じる》

 視聴者のなかには、日本テレビの番組演出を、工藤への“接待”のように感じる人も多かったようだ。ある放送作家は、番組の意図をこう汲み取った。

「今回は、ファンクラブ会員のインタビュー映像も流していました。そっちの内容が“ベタ褒め”になるのは当然ですから、その前に、あえて街の声を取り上げて、少しでも“中立性”を保とうと思ったのでしょう。

 ただ、結果として街の声もいい回答ばかりだったので、そこに批判が集まってしまいました。工藤さん自身はくだけた人なので、もっとツッコんだ声を流したほうが、忖度と受け取られなかったかもしれません」

 芸能記者はこう話す。

「工藤さんはここ最近、新アルバムの宣伝のために各局のテレビ番組に出演しています。『めざましテレビ』(フジテレビ系)のインタビュー取材の現場には、愛犬を同伴していました。そのときも、なぜ愛犬同伴なのかの説明がないまま、インタビューが進行し、一部の視聴者から不思議がられていました。工藤さんに対して、テレビの制作現場は何も言えないのか、という雰囲気を感じてしまいます」

 気遣いと忖度は紙一重なのかもしれないが……。