『ルックバック』が興収6億で首位に！マイケル・マン監督『フェラーリ』が5位のスタート：映画週末興行成績
7月5日から7日までの週末映画動員ランキングで『ルックバック』が1位を獲得。他にも『アンパンマン』や『ディア・ファミリー』が上位にランクイン。
新作映画は『フェラーリ』と『コードギアス』が登場。どちらも注目作品となっている。
今週公開される映画には『キングダム』や『メイ・ディセンバー』などが含まれる。
7月5日から7日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、前週2位で初登場した藤本タツキ原作のアニメーション映画『ルックバック』が、週末3日間で観客動員12万9,900人、興行収入2億2,200万円を記録し、1位を獲得した。累計成績は動員36万人、興収6億円となっている。
2位には、前週1位の『それいけ！アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』が続き、週末3日間で動員7万8,300人、興収1億150万円をあげた。累計成績は動員24万人、興収3億円を突破している。3位は前週と同じく『ディア・ファミリー』が入り、週末3日間で動員7万4,600人、興収1億400万円を記録。累計興収は動員80万人、興収11億円を突破した。また、4位の草笛光子主演『九十歳。何がめでたい』は累計成績で動員55万人を超え、興収は7億円に迫る勢い。『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』は前週よりワンランクアップして6位となり、累計成績は動員1,070万人、興収153億円を突破した。
新作では、5位に洋画『フェラーリ』、7位にアニメ『コードギアス 奪還のロゼ 第3幕』がランクイン。『フェラーリ』は、マイケル・マン監督がアダム・ドライヴァーを主演に迎え、F1界の帝王と呼ばれたフェラーリ創業者を描いた伝記ドラマ。エンツォ・フェラーリをドライヴァーが、息子の死により夫婦関係が破綻している妻ラウラをペネロペ・クルス、愛人のリナをシャイリーン・ウッドリーが演じている。
『コードギアス 奪還のロゼ 第3幕』は、シリーズの新作12話を4幕に分けて上映。新たな主人公であるロゼとアッシュが繰り広げる“奪還”の物語で、頭脳明晰で情報収集、作戦指揮を担当する弟ロゼの声を天崎滉平（※崎は「たつさき」）、優れた運動能力とナイトメアフレームの高い操縦技術を持つ兄アッシュの声を古川慎が担当している。
今週は、原泰久の累計発行部数1億部を突破する人気漫画を山崎賢人（※「崎」は「たつさき」）主演で実写映画化したシリーズの第4弾『キングダム 大将軍の帰還』、実話に基づき、36歳の女性と13歳の少年の不倫スキャンダルをナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアらを迎えて描いた『メイ・ディセンバー ゆれる真実』、台湾における初七日の風習を題材に描くホラー『呪葬』などが公開される。（編集部・石井百合子）
