グッドスマイルカンパニー「ライザ~百夏の礼装~」レビュー

AI要約

グッドスマイルカンパニーから発売された「ライザ(ライザリン・シュタウト)~百夏の礼装~」は100万本突破記念の衣装を纏ったフィギュア。

大人びた黒色のドレスを着用し、普段の元気なライザとは異なる雰囲気を楽しめる。

ポーズはフィギュアオリジナルで可愛らしいもの。

グッドスマイルカンパニー「ライザ~百夏の礼装~」レビュー

 グッドスマイルカンパニーから6月10日に発売された「ライザ(ライザリン・シュタウト)~百夏の礼装~」。本製品は、「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」と「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」のタイトル合計世界出荷本数が100万本を突破したことを記念した衣装「百夏の礼装」を着用した姿をフィギュア化している。

 大人びたシックな黒色のドレスを着用しており、普段の元気いっぱいなライザとは少し雰囲気の違う彼女を楽しむことができる衣装となっている。

 またポーズは、腰に手をあて頬に人差し指を添える可愛らしいもので、ゲーム内では再現できないフィギュアオリジナルのポーズとなっている。

 ライザ好きの筆者として是非とも抑えたい衣装の一つであったので今回も購入を決意。当初の予定2024年3月から3カ月遅れの発売であったが、無事商品が手元に届いたのでフィギュアの魅力を語っていきたい。

□パッケージ

■ 少し大人びたドレスを纏ったライザ

 今回のフィギュアは、ゲーム「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」のライザをモチーフに制作されており、普段の衣装とは方向性が違う大人びた黒色のシックなドレスを纏っている。

 そのため見た目の印象も少し変わって見え、活発な印象を受ける彼女ではなく、大人の魅力を感じさせるフィギュアに仕上がっている。

 また腰から出ているレースや、胸元から首元、背中のシースルーには透明感のあるクリア素材が用いられており、華やかにかつ高級感を与える表現となっている。

□全体像

□上半身

■ 元気いっぱいなライザを彩る黒いドレスの魅力

 ここからはドレスの魅力について注目していく。

 今回の衣装は黒色のシンプルなドレスとなっており、胸元がはだけているなどの表現がなく少し残念に思ってしまう部分もあるが、肩から背中のシースルーにはクリア素材を用いた細やかな模様や、腰から出るレースは衣装のボリュームを感じさせる要素の一つとなっている。

 特にシースルーのクリア素材の部分は、透明感があり奥の素肌が透けてみえる様子や、錬金術を彷彿とさせる四葉のクローバーや錬金窯、そして「ライザ2」で重要なキャラクター「フィー」が描かれているなど、様々な模様が描かれ高級感のある仕上がりとなっている。

■ ニッチなファンにはたまらない!タイツや太もものセクシーな要素も健在

 ムチムチ要素を感じにくい本フィギュアだが、タイツの色やしわの表現、太もものムチムチ具合はライザらしさを魅せる表現となっている。

 ベージュ色のタイツによって盛り上がった太もものムチムチ具合はたまらなく、健康的な足と言える表現となっている。またタイツの裏側などをよく見てみると、タイツが引き延ばされている部分は淡く、余裕がある部分は色が濃いなど、色味の表現も細やかである。

 また足元は、足首に近い部分に可愛らしく星柄の黒いリボンが着けられていて、靴は黒のローヒールで衣装とは違う光沢のある黒色で表現されている。

■ 今後も様々なシチュエーションのライザが登場予定

 「ライザ(ライザリン・シュタウト)~百夏の礼装~」はいかがだっただろうか。普段とは違う大人びたシックな黒いドレスは、彼女の違った意味面を垣間見えるフィギュアだったのではないかと思う。

 ただ率直な意見を言えば、もう少しムチムチ要素を感じさせるフィギュアが欲しいと思うほどにライザの魅力は計り知れない。

 今後も多くのメーカーから多彩なライザのフィギュアが発売を予定しており、彼女の人気ぶりは留まるところを知らない。是非「ライザ3」などからも続々とフィギュア化して欲しい。

 ライザは筆者の好きなキャラクターなので、今後の情報も追いかけつつ魅力あるフィギュアをお見せできるよう頑張りたいと思う。

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