下北沢に生きる若者の映画「あとがき」再上映決定、上戸彩・山田裕貴がコメント寄せる

AI要約

俳優の上戸彩と山田裕貴が青春映画「あとがき」の再上映に寄せたコメントが到着。

映画は路上芝居をする青年と吃音のアーティストの8年間の物語。

上戸は作品について“あの頃”を思い出させ、山田は自身の経験と共感を述べる。

下北沢に生きる若者の映画「あとがき」再上映決定、上戸彩・山田裕貴がコメント寄せる

東京・下北沢を舞台にした青春映画「あとがき」の再上映が、7月5日より東京・シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」で行われることに。このたび、俳優の上戸彩と山田裕貴が同作に寄せたコメントが到着した。

玉木慧が監督を務めた同作は、路上で一人芝居をしながら役者の夢を追う青年・染井春太と、吃音を持つアーティスト・レオが織りなす8年間の物語。猪征大が春太役、遠藤史也がレオ役を担い、向里祐香、橘花征志郎、松本ししまる、尾台彩香、山田キヌヲ、大高洋子、木村知貴、高橋雄祐、細井学、山本桂次らが脇を固める。

上戸は「どんなことにも全力で挑んでいた“あの頃”をアツく思い出させてくれる作品でした」とコメントする。山田は「かつて僕も同じ道を辿った」「あぁ、語りたい、まだ、僕の感想はプロローグのようなもので この映画を観て一緒に語り合える仲間が欲しい」と思いをつづった。

※高橋雄祐の高は、はしご高が正式表記

■ 上戸彩 コメント

どんなことにも全力で挑んでいた“あの頃”をアツく思い出させてくれる作品でした。春太の抱える葛藤が他人事とは思えず、自分の昔の記憶と重ねながら観てしまっていました。春太の想いを私の心の中に埋め込んで、もっと頑張っていかなきゃと思いました。

■ 山田裕貴 コメント

かつて僕も同じ道を辿った

交通費で無くなるギャラを貰い、セリフはなく、ただカメラから遠くの道をあるく

電車に揺られながら、この先どうなっていくのかと

この作品の世界に入り込むにつれて節々に自分が辿ったことのある想い、

体感したであろう感情にぶつかり、何度も過去を振り返りそうになる

人生というものはわからない

春太を通した俳優としての魂の叫びなのか、彼だけじゃない、レオも日向も、

人生という道で何が正しいかは自分にもわからない。

そして、変わらないことはひとつ

どれだけ歩いても、どの道を歩いても迷いや、苦しみ、その中にある光は同じ類い

人間は怖いのだ、ひとりであること自分がこの世界に何の影響もないのかと

結局、昔の想いと変わらないのかもしれない

でも、でも、絶対に変わらないものは…

あぁ、語りたい、まだ、僕の感想はプロローグのようなもので

この映画を観て一緒に語り合える仲間が欲しい

(c)TeamDylan