黒沢清監督『Chime』都内のミニシアター「Stranger」ほか全国の劇場で順次上映

AI要約

今年は、『蛇の道』(公開中)、『Cloud クラウド』(9月27日公開)と、黒沢清監督作品の公開が相次いでいるが、さらにもう1作品の新作が存在する。それが『Chime』だ。

本作はメディア配信プラットフォーム「Roadstead」オリジナル作品第一弾として「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた黒沢監督初の中編作品となる。Roadsteadで限定販売されたが、8月2日より東京都にある唯一のミニシアター「Stranger」ほかで順次劇場上映されることになった。

「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」という本作は、今年の「第74回ベルリン国際映画祭」ベルリナーレ・スペシャル部門に出品され、場内ではスタンディングオベーションを浴び話題を呼んだ。

料理教室を舞台に、主人公の松岡卓司(吉岡睦雄)が変容していき驚くべき行動に出る。その異変のきっかけは、チャイムの音だった…。世界的に注目を集めることになった『CURE/キュア』をはじめ、黒沢監督の初期作品である『カリスマ』『蛇の道』『蜘蛛の瞳』の原点を彷彿とさせる、現代の“いびつ“が全編にわたって突き刺さる恐怖が描かれる。

 今年は、『蛇の道』(公開中)、『Cloud クラウド』(9月27日公開)と、黒沢清監督作品の公開が相次いでいるが、さらにもう1作品の新作が存在する。それが『Chime』だ。

 本作はメディア配信プラットフォーム「Roadstead」オリジナル作品第一弾として「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた黒沢監督初の中編作品となる。Roadsteadで限定販売されたが、8月2日より東京都にある唯一のミニシアター「Stranger」ほかで順次劇場上映されることになった。

  「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」という本作は、今年の「第74回ベルリン国際映画祭」ベルリナーレ・スペシャル部門に出品され、場内ではスタンディングオベーションを浴び話題を呼んだ。

 料理教室を舞台に、主人公の松岡卓司(吉岡睦雄)が変容していき驚くべき行動に出る。その異変のきっかけは、チャイムの音だった…。 世界的に注目を集めることになった『CURE/キュア』をはじめ、黒沢監督の初期作品である『カリスマ』『蛇の道』『蜘蛛の瞳』の原点を彷彿とさせる、現代の“いびつ“が全編にわたって突き刺さる恐怖が描かれる。