「ありがとうと言ってほしかった」…アニメ「鬼滅の刃」第7話、“岩柱”悲鳴嶼行冥の壮絶な過去に「あの仕打ちはキツい」と涙

AI要約

6月23日より、アニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」第7話が順次放送中。鬼殺隊の岩柱である悲鳴嶼行冥の壮絶な過去が明かされ、「心えぐられるわこの過去」「あの仕打ちはかなりキツい」と視聴者の涙を誘った。

アニメ「鬼滅の刃」シリーズは、大正時代を舞台に家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎の戦いを描いている。続編や劇場版も大ヒットを記録し、視聴者を魅了している。

前回放送の第6話では、炭治郎が大きな岩を動かす修行に挑み、煉獄の言葉を胸に力を振り絞る姿が感動を呼んだ。

「ありがとうと言ってほしかった」…アニメ「鬼滅の刃」第7話、“岩柱”悲鳴嶼行冥の壮絶な過去に「あの仕打ちはキツい」と涙

 6月23日より、アニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」第7話が順次放送中。鬼殺隊の岩柱である悲鳴嶼行冥(CV:杉田智和)の壮絶な過去が明かされ、「心えぐられるわこの過去」「あの仕打ちはかなりキツい」と視聴者の涙を誘った。

 アニメ「鬼滅の刃」シリーズは、「週刊少年ジャンプ」で連載された吾峠呼世晴氏による同名漫画が原作。大正時代を舞台に、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎(CV:花江夏樹)の戦いを描いた物語だ。2019年4月から放送が始まった「竈門炭治郎 立志編」が大ヒットを記録すると、その続編となる「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が社会現象といえるブームを巻き起こした。その後完全新作エピソードを含む「無限列車編」が2021年10月から、続く「遊郭編」が2021年12月から、「刀鍛冶の里編」が2023年4月から放送されていた。

 前回放送の第6話では、炭治郎が大きな岩を動かす修行に挑んだ。反復動作によって集中力を高めようとする中で、炭治郎が頭の中に浮かべたのは、家族の姿と“炎柱”煉獄杏寿郎(CV:日野聡)の言葉だった。上弦の鬼との戦いで命を落とした煉獄は、炭治郎に「心を燃やせ」という激励の言葉を残していた。

 煉獄の遺言を胸に力を振り絞る炭治郎。見事に岩を動かしてみせたシーンに、ネット上で、「煉獄さんが残した言葉を自分の原動力にして岩を動かしたとこ鳥肌たった」「炭治郎の心の中にはずーっと煉獄さんが生きているんだなぁ」「煉獄さんの言葉が炭治郎に力を……!」と感動の声が相次いだ。

 最新話の第7話「岩柱・悲鳴嶼行冥」では、悲鳴嶼が自身の過去について語った。悲鳴嶼は昔、身寄りのない子どもたちとともに寺で暮らしていた。ある夜、寺に鬼が現れて子どもたちを次々と襲った。なんとか生き残った少女・沙代を守ろうと、悲鳴嶼は夜が明けるまで必死に鬼と戦った。しかし、やっと駆けつけた人々に対して、パニック状態の沙代は、「あの人は化け物。みんなあの人が、みんな殺した」と言ってしまった。

 そのせいで投獄されてしまった悲鳴嶼。「恐ろしい目にあい、混乱したのだろう」と沙代を気遣いつつも、「しかし私はそれでも沙代にだけは労ってほしかった。『私のために戦ってくれてありがとう』と言ってほしかった。その一言があれば、私は救われた」と静かに振り返った。

 悲鳴嶼の壮絶な過去に、「子ども助けようと頑張ったのに気の毒すぎる」「心えぐられるわこの過去」「あの仕打ちはかなりキツい」と悲しみの声が寄せられた。

■第7話「岩柱・悲鳴嶼行冥」

【あらすじ】

悲鳴嶼の課題に行き詰まる炭治郎は、偶然再会した玄弥に助言をもらうことで、なんとか岩を動かすことに成功する。足掛かりを得た炭治郎は、このまま悲鳴嶼の稽古を乗り越えることが出来るのだろうか――。

※鬼舞辻の「辻」は、正式には一点しんにょうの字

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable