カンニング竹山、『アッコにおまかせ!』での発言に「よく言った」「見直した」ネット称賛

AI要約

カンニング竹山がTV番組で小池都政を総括し、ネットで称賛を受ける。

竹山は小池氏の公約を振り返り、過去の問題点を列挙。

視聴者からは勇気ある発言と公平性を評価する声が多数寄せられた。

カンニング竹山、『アッコにおまかせ!』での発言に「よく言った」「見直した」ネット称賛

 23日放送のTBS系情報バラエティー番組「アッコにおまかせ!」に生出演したお笑いタレント・カンニング竹山が、ネット上で称賛を集めている。東京都知事選を特集した番組内で、小池都政の8年間を総括する重要性をズバッと強調したからで、X(旧ツイッター)上には「よく言った!」「見直した」などのコメントがあふれた。

 竹山はかつて小池氏が出演する動画の制作費を巡って誤認発言をし、抗議文を受けた。番組では、現職の小池百合子さんが掲げた公約「東京大改革3・0」を詳報。感想を求められた竹山は「忘れたんですか、3年前に小池さん語って大変なことになったことを」と対応した後で、「要は8年間の総括がおこなわないまま次の公約。となっているから、前のヤツはやってきたの、ということを考えないといけない」と意見を述べた。

 続けて蓮舫さんが掲げた「7つの約束」については、具体的な数字が示されなかったことが残念だとするトーンで紹介。現職の方が都政には通じているだけに「小池びいき」と視聴者に取られかれない番組進行にまったをかけるように、竹山は「バランスを取るために言っとくと」と割って入った。

 竹山は、都議会での答弁拒否や会見でのフリー記者排除、経歴詐称疑惑など小池都政で問題とされている事項を次々と列挙。「一人一人がなにをどう感じて、未来にいれるか大変な選挙」「小池さんの方になびいたから気持ちわりいなと言ってる人もいると思うんで」と語った。

 共演した出川哲朗は、過去に自身の冠番組に小池さんが出てくれたことを挙げて「僕とはズブズブな関係です」と紹介。竹山は「出川さんがズブズブと知らなかったので。おれは小池さんとバチバチです」と芸人らしくスタジオ内を笑わせて締めた。

 自身のユーチューブチャンネルなどでは政治についての見解を積極的に語っている竹山。地上波で堂々と私見を述べた姿勢は多くの人の共感を呼んだようで、Xでは「カンニング竹山さんグッジョブ 公平性を保つ観点からも良き」「かっこいいなあ!!」「知識も熱量もあっていいねぇ」「骨のある芸人は信頼できます。ラジオでも政治に関する話をしているがしっかり勉強しているのが良くわかる」などと称賛する声が多数挙がった。

 都からの抗議文を受けた際に竹山が「TV出演が少し減ったように感じた。気のせいかもしれないが」と語っていたことを示し、「それでもなお、同じ(小池援護の)番組でちゃんと批判してるのは、ちょっと見直した」とする書き込みや「干されないことを祈る」などと心配する意見も。

 「なかなか踏み込んだ発信を公共の電波に乗せて言えた。勇気ある行動だと思う。なかなか言えるものではないですよね」という意見に対し、「TVで正しいことを言って、ここまで話題になるってすごい国だな」と一歩引いた指摘もあった。