「ファン暴走で新幹線遅延」「ライブ会場で出火」…「King&Prince」快進撃続けるも受難続き

AI要約

メンバーの体調不良や事件による休止、そしてプライベート話の流出など、King & Princeの波乱万丈な活動状況が明らかになった。

過去のメンバー脱退やコンサートでのトラブルなどもあり、グループは数々の困難を乗り越えてきた。

活動再開後もファンと共に前を向いて進んでいく信頼関係を築いていくことが重要だ。

「ファン暴走で新幹線遅延」「ライブ会場で出火」…「King&Prince」快進撃続けるも受難続き

耳のケガの療養のため、5月29日より活動を休止していたKing & Prince・永瀬廉が、6月12日から活動を再開した。キンプリは、5月に山口県のきらら博記念公園でイベントを行ったが、終了後に来場者が帰宅困難になったことが一般紙でも伝えられ、大きなニュースに。先日は過去のプライベート音源の流出騒動もあり、受難続きだ。

当初、キンプリは岩橋玄樹、岸優太、神宮寺勇太、髙橋海人、永瀬廉、平野紫耀の6人組で、’18年5月に「シンデレラガール」でCDデビュー。しかし、メンバーの岩橋が長年患ってきたパニック障害の治療に専念するため、同年11月から休養期間に入った。その後、彼はグループに本格復帰することなく、’21年3月末に脱退している。

「5人体制となったキンプリはコンスタントにCDをリリースし、ツアーも行うなど順調そのものに見えていました。ところが、’22年11月4日に岸、神宮寺、平野がグループを脱退すると宣言。

彼らは翌年5月22日付でキンプリを離れ、それぞれ事務所(旧ジャニーズ事務所)を退所後に滝沢秀明氏が代表取締役を務める芸能事務所・TOBEに移籍しました。現在はNumber_iというユニットで活躍中です」(芸能ライター)

一方、2人組になったキンプリは結束力を高め、仕事は多岐にわたっている。今年4~5月には、CDデビュー5周年の最後を締めくくるイベント『King & Princeとうちあげ花火』を開催。

これは、音楽と花火がシンクロしたダイナミックエンターテインメントだそうで、観客がキンプリの歴代の代表曲とともに花火を楽しむという企画。2人のライブパフォーマンスもあり、4月11日の千葉・ZOZOマリンスタジアム公演は無事に幕を閉じた。

そして、“事件”が起きたのは、5月22日の山口公演。会場となったきらら博記念公園はJR新山口駅からタクシーで約15分の場所にあり、イベントに参加するファンはシャトルバスか車を利用して駆けつけていたようだ。

「しかし、当日は渋滞が発生するなどの悪条件が重なり、新幹線の終電に間に合わなかったファンが新山口駅で待機するしかない状況になってしまったんです。同日夜、X(旧ツイッター)では『帰宅難民』という物騒なワードが注目を集め、ファン以外のネットユーザーも“一体何が起こっているのか”とザワつく事態に。

一部の報道だと、帰宅困難者は1,000人以上だったとも伝えられています。翌日、イベントの公式サイトには来場者や関係各所へ向けた謝罪文が掲載されました」(同)

さらに29日と30日、体調不良を理由に永瀬がSTARTO ENTERTAINMENTのイベント『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』(京セラドーム大阪)を欠席。事務所の説明によると、永瀬は29日の公演準備の際に右耳を負傷。

その後、めまいの症状があり、病院で検査をした結果、手術を受けたという。これに伴い、一時的に活動を休止すると発表した(6月12日に活動を再開)。

「一難去ってまた一難といった状況のキンプリですが、6月1日頃には新たな問題も。突如、SNS上に5人時代のメンバーの“オフレコトーク”とみられる音声が流出したんです。主に岸、神宮寺、平野がしゃべっているもので、“アダルト”な動画について語るなど、年頃の男の子らしい下ネタ話でした。

現メンバーの髙橋、永瀬にはさほどダメージがない内容だったものの、仕事外でのプライベートタイムの会話が録音されていたことで、ファンはショックを受けています」(同)

また、キンプリをめぐっては、遡るとほかにもコンサート絡みのアクシデントやトラブルが勃発していた。

「’18年9月に宮城でコンサートを行った際、仙台駅にキンプリのファンが殺到。駅員の注意を無視し、メンバーが乗車する新幹線に張り付いて中の様子をうかがうファンもいたそうで、発車が7分ほど遅れてしまったんです。もちろんキンプリたちは悪くないのですが、一般利用客に迷惑をかけたとして、グループ自体にもマイナスなイメージがついてしまいました」(同)

なお、’22年8月6日にはキンプリが北海道立総合体育センター(北海きたえーる)でコンサートをしていた最中に会場内でボヤが発生。天井から下げられていた機材から火が出たといい、公演は途中で打ち切りに。同日の夜公演も中止になったが、翌日のステージは予定通り開催されていた。

このようにデビュー以降、数々の困難に見舞われてきたキンプリ。今後、髙橋・永瀬は前を向いてファンとともに進んでいってほしいものだ。