エマ・ストーン主演『憐れみの3章』本予告公開 自らの顔を“仮面”にした本ビジュアルも

AI要約

9月27日に全国公開されるヨルゴス・ランティモス監督最新作『憐れみの3章』の本予告と本ビジュアルが公開された。

本作はエマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーらが再集結し、ランティモス監督の独創的な物語が展開される。

3つの異なる物語が共通のテーマを探求し、愛や支配といった要素が鮮やかに描かれている。

エマ・ストーン主演『憐れみの3章』本予告公開 自らの顔を“仮面”にした本ビジュアルも

 9月27日に全国公開されるヨルゴス・ランティモス監督最新作『憐れみの3章』の本予告と本ビジュアルが公開された。

 本作には、『哀れなるものたち』をランティモス監督と共に作り上げたエマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。そのほか、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーらが出演した。さらに、第77回カンヌ国際映画祭では、本作でプレモンスが男優賞を受賞し、ランティモス監督はカンヌでの“無敗記録”を更新した。

 3つの物語の中で、同じキャストがそれぞれ異なるキャラクターを演じている本作。公開された本予告は、スポーツカーを走らせ、「見つかった」と笑顔を見せるストーンの姿から始まる。病室で遺体を目の前に、何かを始めようとするシェイファーやデフォー、チャウの行う怪しげな儀式にストーンやプレモンスが参加している場面、そして「俺たちに危険が迫ってる」というプレモンスのセリフとともに、どこか不穏さを感じさせる映像が続いていく。

 3つの物語の中で、ストーンはシンプルなスーツスタイルで儀式を見守る姿や、ゴージャスなミニワンピースを身に着ける妖艶な姿を見せ、プレモンスは、ある場面ではデフォーへ愛を告げ、別の場面ではストーンに警官のこん棒で殴られるなど、それぞれに異なる姿を見せている。映像の最後には、ドライブを楽しんでいる犬たちと思われるの姿も。

 それぞれが独立しているが3つの物語には、“愛”や“支配”といった共通のテーマが存在。それらがランティモス監督によって独創的に描き出されている。

 あわせて公開された本ポスタービジュアルは、それぞれのキャラクターを捉えたカットと思いきや、自らの顔を“仮面”に仕立てたデザインとなっている。