遠藤航、リバプールで1年戦い成長 来季の出場試合増を誓う「タイトル獲得に貢献できるだけの活躍を」 自身の隠れた強みも

AI要約

リバプールFCの遠藤航が来季の目標や自身のプレーについて語る。

遠藤航はデュエルを得意とする一方、賢さやポジショニングの重要性も強調。

スーツ姿で気が引き締まるという遠藤航の代表活動への意気込み。

遠藤航、リバプールで1年戦い成長 来季の出場試合増を誓う「タイトル獲得に貢献できるだけの活躍を」 自身の隠れた強みも

 プレミアリーグ・リバプールFCに所属する遠藤航(31)が20日、都内で行われた『dunhill SPECIAL TALK SESSION WITH WATARU ENDO』に参加した。

 昨季からリバプールに移籍。序盤こそ途中出場や途中交代が多かったが、中盤以降はチームに欠かせない存在に。最終的には29試合1ゴールという結果だった。来季に向けて「やっぱりもう1段階レベルアップしたいなと思っている。守備で言えば、もちろん1対1、ボールを奪うことが仕事なんですけど、よりボールを奪える選手になりたいって思いましたし、守備だけではなくて、中盤の選手は今かなり攻撃参加も求められるので、ゴールやアシストだったり、ゴールに直結するようなプレーも、もっともっと増やしていきたいと思っています」と話す。

来季の目標を問われると「来シーズンもリバプールでプレーすると思うので、リバプールでもっともっと試合に出場して、チャンピオンズリーグもありますし、タイトル獲得に貢献できるだけの活躍をしたいなと思います。日本代表の方でも最終予選が始まるので、個人としてはキャプテンとしてしっかりチームを引っ張って、ワールドカップにまずは導ける存在になればいいなと思ってます」と見据えた。

 今季からプレミアリーグでプレー。「プレミアに移籍してからもそうですけど、やっぱり自分は常に自分の良さってなんなのか、日本人らしさってなんなのかみたいなことを考えながらサッカーをしています。どうすればスタメン取れるのか、どうすれば屈強な相手に対して1対1で勝てるのか、ボールを奪えるのかみたいなことは常にプレー中は考えている。それは自分自身の良さというか。何をしなければいけないのかを、自分の中で客観視しながら行動していくっていうのはね、自分にとってプロ生活歩んでいく上では非常に重要な要素の1つになってるかなと思います」と改めて思ったそう。

 また、遠藤の代名詞といえばデュエル。それ以外の強みを聞かれると「なかなかプレーでは見えにくいポジション。1対1で勝つ上では、やっぱりクレーバーでなければいけない。ある程度やっぱり賢さは必要だと思う。自分の最大の特徴というのは、たぶんそういったところ。プレーを俯瞰して見ながら、ピッチ上で表現できるのは、隠れた能力というか、なかなか目に見えない部分ではあると思います」とする。1対1も「その前のポジショニングだったり、予測だったり、相手が何を考えているのかみたいなことを常に考えながらポジション取りをしてますし、1対1で勝つ以前にいろんな準備をした中でプレーの選択っていうのにしてます」と口にしていた。

 この日は、スーツをカッチリ着こなして登場。「着心地はいいです」と笑顔を見せた。スーツを着る際の心境について問われると「代表活動で、このスーツを着用させていただいている。このスーツで代表選手として移動などをする時に気が引き締まる。すごく気に入ってます」とキリッと語っていた。