水原一平被告取り上げた中学英語教科書を差し替え 3月のスキャンダル発覚後、文科省に申請

AI要約

教育出版が元通訳の水原一平被告による銀行詐欺の罪で訴追された事件を収録した中学校英語教科書を差し替えたと発表。

被告が大谷翔平選手の銀行口座から巨額の金額を盗み、違法賭博の胴元に送金した容疑で告発されている。

教科書の内容を修正した後、文部科学省に訂正を申請し、承認を得た。

 教科書などを出版する「教育出版」(本社・東京都江東区)は20日、ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で、大谷の銀行口座から約1659万ドル(約26億円)を盗み、違法賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺などの罪で訴追された水原一平被告(39)が掲載された中学校の英語教科書を差し替えたと発表した。

 同社によると、令和7年度版の中学校英語教科書「ONE WORLD English Course 3」で数ページにわたって水原被告を取り上げていたが、3月以降の報道を受け差し替えが必要と判断。文部科学省に記述・内容の訂正を申請し、承認を受けたという。