英王室の公務に従事するメンバー「ワーキング・ロイヤル」、現在の顔ぶれを改めておさらい

AI要約

2024年6月15日、雨の中で行われたチャールズ国王の即位後2度目のトゥルーピング・ザ・カラー。王室の伝統行事であり、バッキンガム宮殿のバルコニーから空軍の儀礼飛行を観覧するのが恒例。

王室のスリム化が進められ、今回のトゥルーピング・ザ・カラーでは15人のメンバーがバルコニーに登場。過去に比べて人数が削減されている。

出席したメンバーにはエリザベス女王のいとこ、ウィリアム皇太子一家、チャールズ国王夫妻、アン王女夫妻などが含まれている。

英王室の公務に従事するメンバー「ワーキング・ロイヤル」、現在の顔ぶれを改めておさらい

チャールズ国王の即位後2度目となる王室の伝統行事、トゥルーピング・ザ・カラーが2024年6月15日(現地時間)、雨のなかで開催された。君主の公式誕生日を祝うこの行事では、兵士たちによる祝賀パレードの後、ロイヤルたちがバッキンガム宮殿のバルコニーに登場し、空軍の儀礼飛行を観覧するのが恒例。過去にはウィンザー家の40人近くが勢ぞろいしたこともあった。

だが、近年は王室のスリム化が進められていることから、その人数は年々削減されている。故エリザベス女王の在位70周年を祝ったプラチナ・ジュビリーの年(2022年)には、フルタイムで公務に従事する王室メンバー「ワーキング・ロイヤル」とその一部の配偶者・子どもに限定され、合わせて18人となった。

チャールズ国王もまた、その人数を減らしていきたい考え。2024年のトゥルーピング・ザ・カラーでバルコニーに姿を見せたのは、以下の15人となった。そのメンバーを、改めてここでおさらい。

From TOWN&COUNTRY

エリザベス女王のいとこにあたるリチャード王子と、その妻バージット妃。

チャールズ国王の長男、王位継承順位1位のウィリアム皇太子と、その妻キャサリン皇太子妃。

ウィリアム皇太子の長男で王位継承順位2位のジョージ王子、長女のシャーロット王女、次男のルイ王子。

エリザベス女王の長男チャールズ国王と、その妻カミラ王妃。

チャールズ国王の弟エディンバラ公爵と、その妻ソフィー妃。

エドワード王子夫妻の長女。

チャールズ国王の妹アン王女と、その夫で海軍中将のティモシー・ローレンス。

エリザベス女王のいとこ。

なお2024年は、前年はバルコニーに現れなかったレディ・ルイ―ズ・ウィンザーの姿があったこと、今もワーキング・ロイヤルのひとりである87歳のオギルヴィ令夫人アレクサンドラ王女(エリザベス女王のいとこ)が、前回に続いて欠席したことが注目された。