日向坂46高本彩花のテーマは「彼女感」 7・4卒業セレモニーは「ラストデート」

AI要約

日向坂46高本彩花(25)のテーマは「彼女感」だ。卒業を控え、ファースト写真集「僕の記憶の中で」がアイドル活動8年の集大成となっている。

写真集はフランス領ポリネシアのタヒチ島と東京で撮影。高本彩花は「優しい人ばかりだったんですけど、フランス語は全然分からないのでずっと『イエス!』って返していました」と笑った。

高本彩花は「『彼女感』がある、みたいに以前からすごく言っていただけます。自分の中でもテーマとして生きてるところはあります」と告白している。

 日向坂46高本彩花(25)のテーマは「彼女感」だ。人懐こい笑顔で、ファンを魅了してきた。卒業を控えており、ファースト写真集「僕の記憶の中で」(18日に光文社から発売)はアイドル活動8年の集大成の1冊。“ラストデート”に向けての意気込みも明かした。【横山慧】

 写真集はフランス領ポリネシアのタヒチ島と東京で撮影した。「ハワイにも似ていて、めっちゃ楽しかったです。信号機も少なくて、横断歩道の前に立っていると車がしっかり止まってくれるんです。温かい島だなと思いました」と明かした。「優しい人ばかりだったんですけど、フランス語は全然分からないのでずっと『イエス!』って返していました」と笑った。

 「周りのメンバーが写真集を出すのを見ていたし、いつか私も出せたらいいなって憧れていました。(3月に)卒業を発表してから落ち込んじゃっているファンの方も多かったので、いいサプライズができて、喜んでもらえてよかったです」

 リゾートを満喫し、水着やランジェリーのショットにも挑戦した。「この撮影のために命をかけて、できる限りのことをやったので、最高に仕上がっていると思います」と断言。「写真集はファンの方と一緒にかなえた夢なので、撮影中はずっとファンの皆さんの顔を思い浮かべていました」とアピールした。

 16年5月にけやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)に一期生として加入。親しみのある笑顔や、美容にも人一倍気を使う女子力の高さで知られる。「『彼女感』がある、みたいに以前からすごく言っていただけます。自分の中でもテーマとして生きてるところはあります」と告白した。

 「以前スタッフさんから『彼女感』があると言われて、それ以来意識しています。ファンの方に『彼女だ』って思ってもらえたらうれしいですし、それくらい好きでいてほしいなと思って。私は素の状態でずっとアイドルをやっているつもりだったので、『彼女感』というのに気づかせてくださったスタッフさんには感謝しかないです」

 最新シングル「君はハニーデュー」の活動をもってグループから卒業することを発表している。「すごい幸せな世界でした。キラキラしていました。こんな経験が8年もできるなんて想像していませんでした。楽しかった。青春でした」と回想した。7月3、4日にパシフィコ横浜国立大ホールで行われる「ひなた坂46(ひらがなひなた)」のライブが、アイドルラストステージとなり、4日には卒業セレモニーも行われる。

 選抜以外の、いわゆるアンダーメンバーによる初ライブ。「今回のライブに『ひなた坂46』の未来がかかってると思うので、もっと日向坂46を応援したいなと思っていただけるような、熱いライブにできるように年長者として引っ張っていきたいです」と誓った。

 「私、ライブはデートだと思っているんです。だから、ファンの方には“ラストデート”のつもりで来てほしいです。最後なので、皆さんも悔いのないように楽しんで、応援していただきたいです。私が近くに行った時も、恥ずかしがって目をそらさないでくださいねっ!(笑い)」

 日向坂46の「彼女」ここにあり。

 ◆高本彩花(たかもと・あやか)1998年(平10)11月2日、神奈川県生まれ。愛称はオードリー若林正恭が命名した「おたけ」や、「あやちぇり」など。ファッション誌「andGIRL」レギュラーモデル。162・5センチ。血液型B。