アマヤドリが豊橋で新作、近未来の“戦い未満の悪戦苦闘”描く「牢獄の森」

AI要約

アマヤドリが愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペースで「牢獄の森」を上演する。

広田淳一が新作で近未来を舞台にした物語を描き、自己検閲の沼について考察する。

出演者には倉田大輔、沼田星麻、相葉るか、徳倉マドカ、深海哲哉、宮川飛鳥、堤和悠樹、星野李奈、稲垣干城、さんなぎが名を連ねる。

アマヤドリが豊橋で新作、近未来の“戦い未満の悪戦苦闘”描く「牢獄の森」

「アマヤドリ『牢獄の森』」が6月14日から16日まで愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペースにて上演される。

これは“PLATレジデンス事業 新作共同制作”の枠組みで行われるもの。広田淳一が主宰するアマヤドリが豊橋で滞在制作を行い、新作を披露する。

上演に向けて広田は「近未来を舞台にした物語を描いてみたい。『AIと人類の対決』なんて構造ではなく、もっと淡々と予想図としての未来の精神生活を提示して、これからの人間のあり方をぼんやりと描いてみたい。この作品の世界では、建前上は誰もが『自分らしく自由に』生きられる社会が実現しているが、実際は厳しい相互監視に束縛され、かなり狭められた範囲の『正解』の言動/行動しか許されない自己検閲の沼が広がっている。物語の想像力を頼りにして、戦うべき相手を見つけることさえ出来ない時代の『戦い未満の悪戦苦闘』を、なんとか描き出してみたい」と思いを語っている。

出演者には倉田大輔、沼田星麻、相葉るか、徳倉マドカ、深海哲哉、宮川飛鳥、堤和悠樹、星野李奈、稲垣干城、さんなぎが名を連ねた。

■ アマヤドリ「牢獄の森」

2024年6月14日(金)~2024年6月16日(日)

愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース

□ スタッフ

作・演出:広田淳一

□ 出演

倉田大輔 / 沼田星麻 / 相葉るか / 徳倉マドカ / 深海哲哉 / 宮川飛鳥 / 堤和悠樹 / 星野李奈 / 稲垣干城 / さんなぎ

※U-25チケット、高校生以下割引あり。